2012年12月30日日曜日

パワーの差に泣いた小学生・・・・第一回プリンスホテルジュニアゴルフトーナメント


 杉田有志の会が協力して第一回プリンスホテルジュニアゴルフトーナメントが開催されました。会場はプリンスホテルグループの大磯ゴルフコース。9ホールのショートコースを2回回る18ホールストロークプレーで行われました。

ご覧のような快晴に恵まれましたが、そこは海岸べりにあるコース、太平洋から吹き付ける横殴りの強風で、かなり難しいコースコンディションでした。

台風で一時より松の木が減り、弾道を遮る松の枝の影響が少なくなったと云えども、小中学生のゴルファーには厳しいコースコンディションだったと云えましょう。

選手は中学生が6名、小学生が4名のオープン競技とし、男子女子に分けて等賞を三位まで設定し行いました。ティー位置はフロントナイン、バックナインとも変えずに男女とも同じところからスタートしていきました。

 太平洋を背に1番ホールのティーショットを行いますが、選手には緊張感が走り、オンできる選手は数えるほどしかなく、海からの強風で右サイドのエプロンに球をこぼす選手が目に付きました。前半で3名、後半で2名しかパーを取れなかったことからもこのホールの意外に難しい
ことが判るかも。                                                                                                          

                                    上は林恭平君(5年)


160前後の距離のあるホールが二つあるこのコースは女子や小学生がパーを取るのはかなり難しいようだ。




左は優勝した呉 司聡 君(中二)。大磯がホームコースのようだ。





小学校6年の池田亜紗都さん、優勝の鞍田夏紀さん(中一)と同スコアーながら低学年を後位
とするルールで第二位。後半の追い上げは見事な内容でした。




















父兄も寒風の吹く中を応援して頂きました。

                              


小さな応援団には過酷だったかも知れませんね。いくら日当たりのいい日でも海からの風は冷たかったネ。



 神奈川県教育委員長から寄贈された優勝カップを手に記念撮影。左から男子優勝の呉司聡クン(中二)真ん中杉田ゴルフ場支配人平賀克己氏、右女子の部優勝鞍田夏紀さん(中一)。

 この大会は今年を第一回とし、毎年この時期に継続して開催する旨の挨拶が開会式でありました。中学生までのジュニアを対象にして、小学生が上級生の胸を借りるという構図は意味のあることで、大会の内容をぐっと引き締める効果があるように感じました。夏は杉田のアイアンコースで、
ゴルフを始めたばかりの小学生以下を対象に、そして冬は中学生に上を目指す小学生がチャレンジするという構図が出来上がれば、湘南地区のジュニアの育成プログラムとしての意義も高まるものと期待しております。主催者側のスタッフの皆様、選手そしてご父兄、ご家族の皆様のご協力に改めて御礼を申し上げます。

2012年12月10日月曜日

COBRA AMPドライバーの試打


 最近のゴルフでグリップが滑って50m下の池にクラブを落してから、同じクラブがいいと思って同じものを買い求めたが、それもネックの部分にひびが入り、知らなければ(気が付かなければ)、実用上全く問題が無い程度のものなのだが、気になって買い替えて見た。

 買ったのはご覧のコブラのAMPドライバー、ド派手なオレンジのグリップが付き、シャフトはグレーで髑髏の顔が転写されている。ヘッドはコブラ伝統のグレーで、クラウンのLOGOもおとなしい刻印処理で好感が持てる。

 クラウン部はご覧のように盛り上がっているが、裾野に掛けて落してあるので、ゴロンというイメージは無く、据わりのいいヘッド形状である。構えやすさ安心感は抜群で、最高の結果を予測させるところがこのクラブの第一印象。

 購入したスペックはシャフト重量が55のSシャフト、ロフトは9.5度だが、ディープフェースな
がら、難しさを感じさせない上手い作りのヘッド
シェープは流石コブラと云える。
 シャフトは更に一段重いハードスペックもあるが、普通使いにはこの方が無難と見て55にしたが、正解だった。シャフトメーカーは伝統のアルディラ社によるもので、ヘッドとの相性もいい。米国向けの商品だけにシャフトの太さバット部分の太さが若干太めで、細めのグリップを好む人には打ち辛いかと思うが、23cmの筆者にも困るようなものではない。シャフトもグレーなので、視覚的に太く見える部分もある。日本のシャフト専門メーカーのものと比べるとアバウトに作ってあることは否めないが、価格が価格である。性能差は価格ほどない。


ここ土日二週間ほど、集中的に打ってみたが大変打ちやすい。少し自分としてはフェースの上部に当たることが多く、9.5度のロフトをもろにかぶってしまうので、打球は低いが、球の勢い飛距離は申し分ない。打点がもう少し下げられればボールも高くなると思う。

 フェースの向きが変えられる設計になっているがノーマルで充分。変える必要性は全くない。
方向性が兎に角良い。つかまり過ぎても大きく左に外れることはない。スライスもひどくならない。67歳の標準的なゴルファーでも230~250ヤードぐらいは打てるような気がします。

 何よりもこのようなドライバーが15,000円を切って買えるということが嬉しい。永年、ゴルフクラブを扱う仕事をしてきた人間(一時コブラJAPANのGMをしたことがある)としてはこれでは業界は持たないなと思う一方で、目利きであれば
選択肢に事欠かないゴルファーの時代になったことを痛感する。だから体のケアを怠らず、元気でゴルフを長く愉しめるカラダづくりをお勧めしたい。

来年への期待がさらに膨らんだ公開講座受講生懇親会


 公開講座の1年を振り返って、有志の方とコーチスタッフで懇親会を行いました。上の写真は会の冒頭、あいさつをして場を和ませてくれた関東学院六浦中高の卒業生で、日本プロゴルフ協会のインストラクター岩室智章プロ(湘南衣笠ゴルフ)。今では、日本のインストラクター100選にも選ばれるティーチングのプロフェッショナル。教え方が論理的で、説得力があり、受講生の信頼も高い。もう一つはクラブのフィティング技術を持つプロでもあり、受講生のクラブ相談相手でもある。


おなじみの岡村博文先生。今年は秋口に手術と云う想いがげないアクシデントに遭遇されましたが、わずか二週間ほどで、気力が回復、82歳の高齢ながら、一か月後にはアイアンコースに出られ、指導をされた。この講座は、文字通り岡村先生で持っているようなもの。来年も例年通り「やります」と宣言され、既に日程表も出来上がっている。年が変わったら、WEB上で公開する予定です。年初から石垣島に行かれ、1年のケアをされる予定と聞いております。


 この写真は珍しく腕組みをして大笑いをしている加藤淳プロ。東京読売の所属で、関東学院大学のOB
である。文字通り岡村先生の愛弟子ということで、日頃から先生には「心酔」と云う言葉が自然と出てくるほどの師弟愛に結ばれている。

 ゴルフ場勤務とトーナメントのかけもちであるが、トーナメントプロならではの指導が一味違う。1年間、ビデオレッスンをお付き合いいただいたが、ロジカルな説明と指導は流石と思わせる。ゴルフ場でお付き合いしている人たちが一流企業のオーナーや代表者が多く、人間的にも錬れており、礼儀正しい人柄はファンが多い。


 真ん中で談笑されているのが岡村正義先生。言わずもがな博文先生の弟さんである。キャリアは神奈川県の高校教師を長いことおやりになった。福岡のご出身で横須賀にお住まいだ。偶然だが、筆者の娘の嫁ぎ先の父上と同じ高校で一緒に教鞭をとっておられたということが判り、不思議な縁を感じた次第である。

 岩室プロの右に写っているのが渕野智恵さん。公開講座のスタッフの一員で、受講生の皆さんの身体の相談を受け、不具合な部分にアロマを使用した施術を施し、固定したお客さんを掴んでいる。

 多芸な人で、フェリスの音楽科の卒業生なので、音楽・花・ボディーケア・食 等々と知人も多岐にわたり、若い(?)ながらわがままとは無縁の人である。

 12日に行う「杉田有志の会」の忘年会に来てくれてみんなにボディーケアの必要性と正しい対処法を話してくれるそうで、また一つ人の輪が出来るだろうと期待している。


 スタッフではないが、今や司会をやらせたらこの人の右に出る人はいないと自他ともに認める森保良さん。熱心なゴルファーのお一人で、現杉田有志の会の会長職をお願いしています。

 マイクを持つ手が左手と云うことで、左利きのゴルファーであるが、研究熱心で杉田ゴルフの山口教室の生徒でもある。月に3度ほどはラウンドされているらしいが、最近は仲間で頭一つ抜けた存在になったということで、この公開講座を活かして、うまくなったお一人だろう。



 懇親会はこんな具合で行われました。正直申しまして「やってよかった」という印象です。これだけの受講生の皆さんに参加して頂き、色々と意見交換をし、来年への期待を持って終了できたことは
御世話をしたゴルファーズガーデンの本望・本懐であり、この上と無い喜びです。受講生の中から杉田有志の会に7名も入会して頂き、会そのものも新しいページが始まる予感がしております。

 受講生の皆様に改めて御礼申し上げると共に、先生方に来年も宜しくとお願いしたい。早速、昨日、101番打席に茂呂さんと野崎さんに来ていただきました。皆様の訪問をお待ちしております。