2012年7月29日日曜日

第6回ジュニア・エントリー・ゴルフトーナメント


 
 夏休み恒例のジュニアトーナメントが杉田ゴルフ場アイアンコースで行われました。今年で6回目を数える当大会ですが、19名の小学生が参加してくれました。遠くは小田原市、市川市からのエントリーもあり、段々と広域化してきたことは誠に喜ばしいことです。

 当トーナメントは日頃スクール等でゴルフの勉強をしている小学生以下の子供たちに、ゴルフゲームの実際を体験してもらい、ルールやマナーそして子供通しの触れ合いを通じて競い合うことの
楽しさ、厳しさを体験してもらおうということで、「杉田有志の会」が中心となって、100%のボランティア運営と杉田ゴルフ場の全面的協力を受けて実行しております。

 
 ゴルフスクールの低迷を受けて、厳しい参加人数となりましたが、それでも日頃から一生懸命に
勉強している子供たちが集まってくれました。猛暑で二人ほど途中棄権者が出ましたが、炎天下の運動は、教室にもクーラーが入る今の子供たちには厳しいようです。

 
 それでも、今年は9ホールを二回まわるという18ホールが無事終了し、結果は男子の部が小4の仲宗根寛瑛君でー3という大人顔負けのスコアー、もうすでに風格すら漂うゴルフでした。女子の方は杉田のゴルフスクール生の金澤怜菜君、こちらは熱中症に一旦、プレーを中断し、回復後スコアーを落としたが+5でした。

 表彰式前の30分ほど体育の専門家である関東学院の名誉教授で公開講座の座長えもある岡村博文先生においで頂き、ジュニアゴルファーの為の体作りと注意事項をお話しいただいた。

 多くの善意の協力の下、今年も無事終了したことをご報告いたします。因みに杉田有志の会の会員さんの子息である今井獅優(しゅう)君、小学1年生は66と云うことで、大幅な成長を見せてくれましたが、先輩たちのレベルの高さを目の当たりに見ていい体験になりました。






2012年7月21日土曜日

ゴルファーズガーデンのホームページのトップを一新しました


梅雨明けを期して、本ホームページ「ゴルファーズガーデン杉田」のフロントページを大幅に変更しました。それにより作り変えが必要なページも出てきましたが、現在超多忙なので、そこまでは未だ手が回っておりません。前作よりかなりすっきりしてきたと思いますし、少しずつではありますが見られるモノが出来てきたと思っております。皆さん、是非ご覧ください。そして参加ください。

抗加齢ゴルフに徹する


今日は早朝よりアイアンコースの下見、27日に迫ったジュニアゴルフトーナメントのコンディション視察である。フェアーウエイもグリーンも最高の状態、バンカーは昨夜の大雨で相当水を吸っているが、試合当日は大丈夫。唯一の課題はティーグラウンドの人工芝が相当に傷んでいる。明日の
ゴルフ場側との交渉で、少し取り替えていただきたいと思っている。


この作業の後、二時間の打席での公開講座を終え、一服していると関東学院大学の人間環境学部の角田教授から突然電話。筆者が学部の特別講座の講師として紹介したマーフィードの池田社長が打ち合わせに来られるので、立ち合えという内容。車を飛ばして大学へ。そこで二時間、水の話を聞き、帰ってくると写真の福原さんがご主人とお孫さんと連れ立って打席にやってこられた。

ゴルファーとしては超ベテランのお一人で、時々顔を出していただけるお得意様である。そこで、さっそく打って頂いたが、球を捉えてはいるが、テークバックは低く、小さく、ダウンスイングで右肩が落ち、インパクトゾーンはクラブが下から出てくる。加齢とともに、スイングが知らないうちに小さくなり腕に力が入り、ダウンスイングでコッキングが早く解け、右足の前でインパクトを迎えるので両腕が五角形になったり、伸び上がらないとクラブが振れなくなる。

そこで、右腰から左腰までの高さを意識してアームローテーション、グリップローテーションの動きをやってもらうことにした。両肘から下の関節に力を入れないで、左右均等の力の配分で、インパクトゾーンの正しいクラブの動き、手の動き、フェースの回転等々を確認していただいた。

ついでに少し構え方が肩、腰、ひざの線で揃っていないので、ボールに正対して貰い、グリップの位置を左目の下に置いてもらうようにした。その結果、バックスイングの作り方もスムーズになり、トップの位置も上がった。その為、体の背骨を軸として肩、腕、手首の歯車がそろって回り出す予感が生まれるようになりました。

ゴルフの上達にはこうやってビジュアルに実際の自分のスイングを確認しながら練習する効果は絶大で、自分のスイングから目を背けている間は、進歩は遅いと断言できるのではないか。

福原さん頑張れ!このビデオ打席にはそう云ってエールを送ってあげたい方々が沢山おいでになる。機械的なシュミレーションも一つであるが、ここではいっぱいある引き出しの中の財産から一番向いているだろうと思われるドリルをお渡ししています。横浜一のビデオ打席とはそのことを申し上げております。

2012年7月16日月曜日

大きな歯車と小さな歯車


暫くお子さんに後ろから飛びつかれて軽いむち打ち症のような症状になり練習を休んでいたシュークンのお母さんが久しぶりに練習に来てくれました。ご覧のように大変体の柔らかい方なのでアドバイスしてもそんなに苦労は無いはずなのだが、ボールが捉まらなくて右に出るボールが多いのと飛距離がさほどでもない。

これはビデオ撮影の最期のショットなのですが、ここへ来るまで一生懸命やっていただいたのが、フェースローテーション、アームローテーション、グリップローテーションという意識を持ってスイングしていただくこと。スイングは背骨を軸とした回転運動なのだが、この大小三つの円盤と云うか歯車が回るというイメージである。

両腕の力を均等にしかし力を入れず、特にひじから先の関節にはもっとリラックスさせた形で、右腰から左腰の高さまで、いわゆるインパクトゾーンの素振りを繰り返しやってもらい、クラブヘッドの重みを感じながら上の三つの回転が行われるようにボールを打っていただいた。きちっとボールがフェースに乗り芯に当たった音がしてターゲット方向に飛び出すまでやった後、スイングを少しずつ大きくして行きました。

ある程度スイングが出来る人でも圧倒的に多いのが右手が強く(右利きの人)、右手で打ちに行く人。そうなるとトップからダウンスイングで先ずクラブヘッドが動き出す、そうなると右腰の高さに来るとコッキングがほどけて右足の手前でボールに当たり、左肩が開き、左ひじを引かないとスイングできない状態になる。右ひじも曲がったままの状態となる。ダウンスイングでリリースポイントを遅らせ、いわゆる溜めの利いたスイングをするためには両腕、両肘から先の力を出来るだけ抜いてテークバックをクラブヘッドの慣性モーメントを活かし、左腰、左腕リードでグリップエンドをボールに向けて引っ張ってくる動きが必要で、これが出来るとリリースを送らせて左足の前でインパクトを迎えることが出来る。

こんなイメージでフルショットをしていただいた。何時もより小さいバックスイングを作ってもらい、インパクトまでの時間を短縮した上で、三つのローテーションを意識して振って頂いた写真が上掲のモノである。未だ、ダウンスイングでコッキングがほどけるタイミングが早いですが、インパクトは左足の前で出来ており、球筋、高さm、飛距離とも相当に改善されました。久しぶりの練習でしたが
30分でこの程度まで戻りました。

ご本人は子供の練習を見守ったり指導する時、必ずメモを取られており、上達に対する姿勢というか向学心が高い方なので、アドバイス冥利に尽きます。反対にご主人はスイングよりも戦略の方を重視と云うことで、お子さんたちの指導をされています。好いコンビネーションですね。

2012年7月15日日曜日

関東学院公開講座「健康・スポーツ ゴルフ」の前期が終了


 
5月(実質的には4月)から始まった公開講座も今日が前期の最終講座。受講者の皆さんにはそんな意識はないようだ。さすがにうだるような天気に受講者の数は少ないが、それでも熱心な常連の皆様の参加で盛り上がった。

 
  先週に続いて受講生の皆さんに加藤プロがビデオを使ったレッスンを行った。このビデオレッスン、極めて具体的な処方箋が出て、受講者には好評である。傍らで、ビデオ機器を操作する筆者にとっても参考になる指導が行われる。受講者に課題を持たせ、その課題への最適なドリルを提示するというやり方は流石と思わせる。ただし、加藤プロによると一人最低1時間は必要とおっしゃるので、どれだけの方が理解され、まじめにフォローしていただけるかの問題は残る。

最終日とあって、生涯学習センターから担当の課長、係長さんが来て、前期終了のご挨拶があった。今や当講座「ゴルフ」は数ある同大学の公開講座の中で超人気講座であり、収益性の高い講座だそうである。

 もう一つは二人の御嬢さん。同大学の人間環境学部の学生さんで、当講座の活動を発行する新聞の記事にしようと取材に来られた。実際に準備体操を経験していただき、ゴルフクラブも振っていただいたので、いい取材になったと思います。



 夕方、シュウ君(小学1年)が妹(5歳)と一緒にやってきました。サッカーにゴルフにと忙しい毎日ですが、ゴルフの進歩はどうかなと加藤プロに見てもらいました。さすがにアイアンの名手(?)の筆者の愛弟子だけにアイアンのクラブ捌きはいいようです。当面の目標はこの夏休みに行われる
第六回ジュニア・エントリー・ゴルフトーナメントでの最年少優勝。課題は一杯あるが、頑張ろう!

 
  この後、妹のアサちゃんのビデオレッスンを30分ほど行った。左手グリップの握り方を修正したらきちっとボールに当たるようになり、本人もママも大喜び、癒される時間がとてもうれしいですね。

今、杉田ゴルフ場アイアンコースにコースコンディションは最高です。花々は散って見るものはありませんが、8番ホールの池には可憐な睡蓮の花が二輪開いています。その下には大分成長した鯉が悠々と泳いでおります。あまり池にボールを打ち込まないようにしてください(笑)

  

2012年7月9日月曜日

関東学院公開講座のビデオレッスン

加藤 淳 トーナメントプロの指導で、公開講座の
ビデオレッスンが始まった。これから受講者を順次
ビデオ打席で画像を観ていただきながら、今後の
練習方法等をアドバイスしてもらい、受講者には
弊社が作成するカルテをお渡し致します。

 受講者のレベルは様々だが、自分のスイングの
質を上げようという意欲のある方々は積極的に
受けられている。

 このビデオレッスンは受講者に一番欠けていて
重要なポイントを矯正するドリルを指導してくれる
ところが、一味違うようだ。そしてその必要性を
加藤プロがロジカルに説明してくれるところが、
こういう(ビデオレッスン)指導方法になれている
人にも新鮮なようで、筆者などは自分の為にもなるし、ビデオ打席においでになるお客様への
アドバイスにも役立つ。

 この日のレッスンで共通して云われていたことはアームローテーションとグリップローテーションの
重要さである。ここのところ岡村先生の体操指導の中にも取り入れられているインパクトゾーンでのクラブフェースの正しい動き。それを作る両腕と両手首そしてフットワークの連動である。

 腕に、特に一般的には右手に力が入り過ぎるとこの動きがスムースに行かないので、両腕の
力を均等にして両肘から先の関節を柔らかく使い左手でクラブをリードしていく形が体得出来
るとダウンスイングでヘッドが遅れて、リリースのタイミングを遅らせて、インパクトゾーンで
クラブヘッドを走らせることが出来る。

 不自然なグリップやアドレス、スイング軌道でナイスショットをしてもそれは何処かにひずみが
来て、カラダを悪くするか、安定したゴルフから遠ざかるしかない。そんな様子をビデオ打席では
ゴルファーに体得させてくれる良さがある。「いいスイングで、健康的な体とゴルフを」。そんな
活動がゴルファーズガーデンの使命です。