2012年12月30日日曜日

パワーの差に泣いた小学生・・・・第一回プリンスホテルジュニアゴルフトーナメント


 杉田有志の会が協力して第一回プリンスホテルジュニアゴルフトーナメントが開催されました。会場はプリンスホテルグループの大磯ゴルフコース。9ホールのショートコースを2回回る18ホールストロークプレーで行われました。

ご覧のような快晴に恵まれましたが、そこは海岸べりにあるコース、太平洋から吹き付ける横殴りの強風で、かなり難しいコースコンディションでした。

台風で一時より松の木が減り、弾道を遮る松の枝の影響が少なくなったと云えども、小中学生のゴルファーには厳しいコースコンディションだったと云えましょう。

選手は中学生が6名、小学生が4名のオープン競技とし、男子女子に分けて等賞を三位まで設定し行いました。ティー位置はフロントナイン、バックナインとも変えずに男女とも同じところからスタートしていきました。

 太平洋を背に1番ホールのティーショットを行いますが、選手には緊張感が走り、オンできる選手は数えるほどしかなく、海からの強風で右サイドのエプロンに球をこぼす選手が目に付きました。前半で3名、後半で2名しかパーを取れなかったことからもこのホールの意外に難しい
ことが判るかも。                                                                                                          

                                    上は林恭平君(5年)


160前後の距離のあるホールが二つあるこのコースは女子や小学生がパーを取るのはかなり難しいようだ。




左は優勝した呉 司聡 君(中二)。大磯がホームコースのようだ。





小学校6年の池田亜紗都さん、優勝の鞍田夏紀さん(中一)と同スコアーながら低学年を後位
とするルールで第二位。後半の追い上げは見事な内容でした。




















父兄も寒風の吹く中を応援して頂きました。

                              


小さな応援団には過酷だったかも知れませんね。いくら日当たりのいい日でも海からの風は冷たかったネ。



 神奈川県教育委員長から寄贈された優勝カップを手に記念撮影。左から男子優勝の呉司聡クン(中二)真ん中杉田ゴルフ場支配人平賀克己氏、右女子の部優勝鞍田夏紀さん(中一)。

 この大会は今年を第一回とし、毎年この時期に継続して開催する旨の挨拶が開会式でありました。中学生までのジュニアを対象にして、小学生が上級生の胸を借りるという構図は意味のあることで、大会の内容をぐっと引き締める効果があるように感じました。夏は杉田のアイアンコースで、
ゴルフを始めたばかりの小学生以下を対象に、そして冬は中学生に上を目指す小学生がチャレンジするという構図が出来上がれば、湘南地区のジュニアの育成プログラムとしての意義も高まるものと期待しております。主催者側のスタッフの皆様、選手そしてご父兄、ご家族の皆様のご協力に改めて御礼を申し上げます。

2012年12月10日月曜日

COBRA AMPドライバーの試打


 最近のゴルフでグリップが滑って50m下の池にクラブを落してから、同じクラブがいいと思って同じものを買い求めたが、それもネックの部分にひびが入り、知らなければ(気が付かなければ)、実用上全く問題が無い程度のものなのだが、気になって買い替えて見た。

 買ったのはご覧のコブラのAMPドライバー、ド派手なオレンジのグリップが付き、シャフトはグレーで髑髏の顔が転写されている。ヘッドはコブラ伝統のグレーで、クラウンのLOGOもおとなしい刻印処理で好感が持てる。

 クラウン部はご覧のように盛り上がっているが、裾野に掛けて落してあるので、ゴロンというイメージは無く、据わりのいいヘッド形状である。構えやすさ安心感は抜群で、最高の結果を予測させるところがこのクラブの第一印象。

 購入したスペックはシャフト重量が55のSシャフト、ロフトは9.5度だが、ディープフェースな
がら、難しさを感じさせない上手い作りのヘッド
シェープは流石コブラと云える。
 シャフトは更に一段重いハードスペックもあるが、普通使いにはこの方が無難と見て55にしたが、正解だった。シャフトメーカーは伝統のアルディラ社によるもので、ヘッドとの相性もいい。米国向けの商品だけにシャフトの太さバット部分の太さが若干太めで、細めのグリップを好む人には打ち辛いかと思うが、23cmの筆者にも困るようなものではない。シャフトもグレーなので、視覚的に太く見える部分もある。日本のシャフト専門メーカーのものと比べるとアバウトに作ってあることは否めないが、価格が価格である。性能差は価格ほどない。


ここ土日二週間ほど、集中的に打ってみたが大変打ちやすい。少し自分としてはフェースの上部に当たることが多く、9.5度のロフトをもろにかぶってしまうので、打球は低いが、球の勢い飛距離は申し分ない。打点がもう少し下げられればボールも高くなると思う。

 フェースの向きが変えられる設計になっているがノーマルで充分。変える必要性は全くない。
方向性が兎に角良い。つかまり過ぎても大きく左に外れることはない。スライスもひどくならない。67歳の標準的なゴルファーでも230~250ヤードぐらいは打てるような気がします。

 何よりもこのようなドライバーが15,000円を切って買えるということが嬉しい。永年、ゴルフクラブを扱う仕事をしてきた人間(一時コブラJAPANのGMをしたことがある)としてはこれでは業界は持たないなと思う一方で、目利きであれば
選択肢に事欠かないゴルファーの時代になったことを痛感する。だから体のケアを怠らず、元気でゴルフを長く愉しめるカラダづくりをお勧めしたい。

来年への期待がさらに膨らんだ公開講座受講生懇親会


 公開講座の1年を振り返って、有志の方とコーチスタッフで懇親会を行いました。上の写真は会の冒頭、あいさつをして場を和ませてくれた関東学院六浦中高の卒業生で、日本プロゴルフ協会のインストラクター岩室智章プロ(湘南衣笠ゴルフ)。今では、日本のインストラクター100選にも選ばれるティーチングのプロフェッショナル。教え方が論理的で、説得力があり、受講生の信頼も高い。もう一つはクラブのフィティング技術を持つプロでもあり、受講生のクラブ相談相手でもある。


おなじみの岡村博文先生。今年は秋口に手術と云う想いがげないアクシデントに遭遇されましたが、わずか二週間ほどで、気力が回復、82歳の高齢ながら、一か月後にはアイアンコースに出られ、指導をされた。この講座は、文字通り岡村先生で持っているようなもの。来年も例年通り「やります」と宣言され、既に日程表も出来上がっている。年が変わったら、WEB上で公開する予定です。年初から石垣島に行かれ、1年のケアをされる予定と聞いております。


 この写真は珍しく腕組みをして大笑いをしている加藤淳プロ。東京読売の所属で、関東学院大学のOB
である。文字通り岡村先生の愛弟子ということで、日頃から先生には「心酔」と云う言葉が自然と出てくるほどの師弟愛に結ばれている。

 ゴルフ場勤務とトーナメントのかけもちであるが、トーナメントプロならではの指導が一味違う。1年間、ビデオレッスンをお付き合いいただいたが、ロジカルな説明と指導は流石と思わせる。ゴルフ場でお付き合いしている人たちが一流企業のオーナーや代表者が多く、人間的にも錬れており、礼儀正しい人柄はファンが多い。


 真ん中で談笑されているのが岡村正義先生。言わずもがな博文先生の弟さんである。キャリアは神奈川県の高校教師を長いことおやりになった。福岡のご出身で横須賀にお住まいだ。偶然だが、筆者の娘の嫁ぎ先の父上と同じ高校で一緒に教鞭をとっておられたということが判り、不思議な縁を感じた次第である。

 岩室プロの右に写っているのが渕野智恵さん。公開講座のスタッフの一員で、受講生の皆さんの身体の相談を受け、不具合な部分にアロマを使用した施術を施し、固定したお客さんを掴んでいる。

 多芸な人で、フェリスの音楽科の卒業生なので、音楽・花・ボディーケア・食 等々と知人も多岐にわたり、若い(?)ながらわがままとは無縁の人である。

 12日に行う「杉田有志の会」の忘年会に来てくれてみんなにボディーケアの必要性と正しい対処法を話してくれるそうで、また一つ人の輪が出来るだろうと期待している。


 スタッフではないが、今や司会をやらせたらこの人の右に出る人はいないと自他ともに認める森保良さん。熱心なゴルファーのお一人で、現杉田有志の会の会長職をお願いしています。

 マイクを持つ手が左手と云うことで、左利きのゴルファーであるが、研究熱心で杉田ゴルフの山口教室の生徒でもある。月に3度ほどはラウンドされているらしいが、最近は仲間で頭一つ抜けた存在になったということで、この公開講座を活かして、うまくなったお一人だろう。



 懇親会はこんな具合で行われました。正直申しまして「やってよかった」という印象です。これだけの受講生の皆さんに参加して頂き、色々と意見交換をし、来年への期待を持って終了できたことは
御世話をしたゴルファーズガーデンの本望・本懐であり、この上と無い喜びです。受講生の中から杉田有志の会に7名も入会して頂き、会そのものも新しいページが始まる予感がしております。

 受講生の皆様に改めて御礼申し上げると共に、先生方に来年も宜しくとお願いしたい。早速、昨日、101番打席に茂呂さんと野崎さんに来ていただきました。皆様の訪問をお待ちしております。

2012年11月23日金曜日

in pursuit of excellence 卓越性を追求して


 この前(11月5日)の湘南シーサイドのプレーからアイアンをキャラウエイのRAZRアイアンに変更した。ヘッドは勿論軟鉄鍛造である。そしてシャフトもプレシジョンのプロジェクトXというシャフト。永年APEXシャフトを使ってきた人間には重いシャフトである。今やプレシジョンもツルーテンパーの傘下にあるということで、時代の流れは恐ろしい。但し、技術は尊重され、昔ながらノーステップのシャフトを送りだしてくれるのは嬉しい。

 筆者も前職でツルーテンパーのビジネスに多少かかわった(会社が日本総代理店)経緯があり、メンフィスのt/t社のオフィースを訪問したことがある。陽気なスタッフと夜、ミシシピー川を車で渡り食事に招待されたことを覚えている。

 今、永年親しんだHOGANブランドがキャラウエーの傘下に入っているが、なかなかHOGANのアイアンが出てこない。商品は出てこないが、HOGAN時代に使っていたブランドLOGOは今、キャラウエーサブブランドネームとして沢山出て来ている。中にはイメージギャップを訴えて来るものもないではない。少し寂しい気がしています。正直ね。

 さて、このアイアンの特徴は:
  1.飛距離を期待しては駄目
  2.ボールが必要以上には左に引っかからない
  3.ソールの抜けがいい

の三点だろう。どっしりとした重量感(5.5)はあるが、ヘッドの抜けが良いので、非力な僕でも十分に打てる。そして方向性もいいので、右左打ち分けられる。ショット感は昔のAPEXシャフトの付いていた米国製鍛造アイアンのフィーリングには劣る。しかし、堂々とした本格的な鍛造アイアンである。しばらくHOGANの代わりに大事に使いたい。

2012年11月20日火曜日

やった分しか返ってこない   関東学院公開講座


 今日(17日)は大學の公開講座の最終日とあって大学の生涯教育課から担当の佐藤課長と佐橋さんが来られてご挨拶。関東学院の公開講座の看板講座だけに、力の入れ方も違うようだ。これで来年の四月まで休講となり、月初から補講と云う形で始まる予定である。


 問題はその間の過ごし方であるが、ここで四月まで、何もしなければ何も残らないが、少なくともここで覚えたゴルフを楽しくできる身体づくりの体操を毎日とは云わないが週に三回ほどじっくりと30分ほど、身体が温かくなる程度続けられることである。

 この体操のきっかけに出来るのは弊社のホームページ上にアップしてある岡村先生指導の体操のビデオ。これを見ながらやるとやりやすいようだ。




これはショートアイアンを担いで、アドレスの姿勢からトップ、インパクト、フォロースルーの身体の使い方を確認するドリルである。












骨盤の上に背骨を据え、前傾したままバックスイングのトップへ持って行く動きをデモされている。普通の人はこうは出来ないが、82歳の老人がこれをされていると云えば驚かれるだろう。
鍛えればある程度はこなせるようになるとは先生の言葉である。









 右の写真は当社のビデオ解析打席。今年はここを使って加藤淳プロに受講生の皆さんのスイング指導をしていただいたが、そのDVDは皆さんのお手元にある筈です。毎週、土日は朝9時ごろから夕方5時までこの打席は開けております。土日に練習に来られたらここによって頂き、スイングチェックをされることをお勧めいたします。課題が何処まで解消されたかどうか、それも含めて次なる課題の発見もゴルフの楽しみの一つ。

 「やった分しか返って来ません」この言葉を
最後にお贈りして、今年一年のご愛顧への感謝とさせていただきます。

2012年11月3日土曜日

第一回プリンスホテルジュニアゴルフトーナメント開催要綱発表


 ご覧のようなポスター・チラシが出来上がりました。我が「杉田有志の会」が後援する中学生以下、小学四年生までのジュニア男女を対象にしたゴルフトーナメントです。

 従来は杉田ゴルフ場のアイアンコースで小学生以下の入門トーナメント「ジュニア・エントリー・ゴルフトーナメント」を開催していましたが、卒業生や高学年の生徒の親御さんからの強い要望があり、杉田ゴルフ場と相談の結果、プリンスホテルグループの大磯ゴルフコースで行うことになりました。日時は12月25日(火)のクリスマス、子ども達にはいい贈り物が出来るのではと期待しています。
 
 コースは正に海岸べりにあり、天気によっては厳しいコースに変身しますが、コースのメンテナンスも良く、いい試合になるものと期待しております。参加希望の方は杉田ゴルフ場、七里ヶ浜ゴルフ場、大磯ゴルフコースに申込用紙が用意されている他、杉田有志の会の事務局でも用意しておりますので、ご希望の方はご一報ください。書類をお送りいたしますので。

★杉田有志の会事務局
  〒236-0058 横浜市金沢区能見台東8番A-508
             ㈱エコローグ内 杉田有志の会
             電話:090-1658-9739

 

2012年11月1日木曜日

最高の紅葉の下、良い時を過ごせるのは健康のおかげだ


 写真は木曽駒高原(長野県)にある木曽駒高原宇山カントリークラブのパッティンググリーンから見た木曽の御嶽山。1000mの高地にあるゴルフ場。赤や黄の紅葉の真っ盛りである。



今年は色が一段と美しいと云われている。しかし、松茸の出は悪かったとのこと。原因は定かでないが、多分今年の分も来年沢山出るのではないかという観測が語られていた。





スタートホール横の茶店。ここで軽食を摂って、次の9ホールという流れで、ゴルフ文化も名古屋圏である。素晴らしく手前の紅葉とたたずまいがマッチングしていた。






ラウンドは特別養護老人ホーム「白寿園」の
幹部の皆さんと旧友。今回の目的は新しく
手に入れたキャラウエイの鍛造アイアンの
試打。期待以上のパフォーマンスを示してくれた。
これなら十分に使いこなしに熱が入る
ことだろう。非常に抜けのいいクラブというのが
一番の印象でした。この土日にもっと手の内に
入ってくるものと期待しています。



 それにしても快晴とまではいかないまでも寒くもなく暑くもないこの季節にゴルフができる幸せは
日頃からの節制と練習の賜物だろう。杉田での練習をレビューしながらラウンドする楽しみもある。
しかし、カメラ片手にというゴルフはやはり邪道だろう。どっちもベストを取るの(両立)は難しい。



2012年10月22日月曜日

ゴルフの上達に必要なのは総体的価値観より絶対的価値観


 皆さんは相対的価値観と絶対的価値観の違いをご存知だろうか?そう「相対的価値観」は誰々に比較して自分はどれだけ優れているか勝っているかと云う尺度であり、一方の「絶対的価値観」は自分の他人より優れているところを徹底的に強化、鍛え戦うという意味である。
  
 多くのゴルファーの場合、殆ど前者の観点から自分の練習のスタンスをセットしている。人には体型や筋肉、そしてスポーツのキャリアから来る特性があり得手不得手があるもので、往々にして「二兎を追うものは・・・」という世界である。

 筆者はMr.HOGANの薫陶を受けた一人なので、アイアンに磨きをかけている。主はアイアンの練習で従はドライバーである。練習の大半はアイアンショットの練習。その中でも、フェースローテーション、アームローテーション、グリップローテーション、特に右腰から左腰の間の動きにこだわって、其の練習を練習開始10分から15分ほど行い。途中で、ショットが怪しくなるともう一度繰り返すことにしています。そうすることによって上述の回転がきちっと管理され、しっかりしたインパクトが得られるということを体験的に実行しています。そしてその基本は全てのスイングに通じること、ドライバーの飛距離もそれによって伸びるということが実感できています。

 練習場へ来て、ひたすらに球数を求める人がいますが、これは愚の骨頂。久しぶりにゴルフをするので身体の「さび落とし」ということであれば、分からないでもないが、無駄な球打ちは止めた方がいい。

 上掲の写真、とてもいい構えをしておられるが、スイング軌道が縦振りであり、右足から左足への体重移動がほとんど行われないので、飛距離も出ない、球筋もキレがない。このスイングで球をいくら打っても、問題解決はしないということに気が付かれないと、進歩は全く期待できないというのが実情だろう。従って、そのことを理解して頂き、矯正のドリルを差し上げている。

 これに気付かせ、正しいスイング指導をするのが、画像解析装置を使ったゴルファーズガーデンの有人スイングアドバイスである。




2012年10月10日水曜日

理想の水と健康で豊かな暮らし  ㈱マーフィード 代表取締役池田比呂志 氏


 今日はゴルフの話ではないが、健康な身体と心が無ければ、ゴルフも好きなことも出来ないということで、我々の最も身近で関心のある「水」のお話を聞くことが出来ました。話し手は横浜にある株式会社マーフィードの池田 比呂志社長。御自身も大変なゴルフ愛好家で、長男だけは体操の選手だが、姉妹二人は永年杉田ゴルフ場の「溝垣親子教室」へ通ってこられる。もちろん、奥様も誰かが欠けた時と云う限定だがよくおいでになる。そんなことから、長年親しくさせていただき、R.O浄水器をやっておられることが判って以来、代理店契約を結ばせて頂き、販売店のご紹介をしている。

 そんなことから、筆者の親友の関東学院大学の人間環境学部の角田光淳教授から教養学会主催の講演者の相談を受けた時、学部の趣旨と目的に沿ってふさわしい講師と云うことで、池田社長を推薦、トントン拍子に話がまとまった。その時、ご子息が関東学院の六浦校に通っておられて、体操部に入部されているそうで、それなら岡村先生門下の奥山先生に聞いてみると、良くご存知との事。貴公子然とした生徒さんだそうだ。


 M社の企業理念は「水を通じて健康と豊かな生活に貢献」するというもので、年々悪化の一途を辿る水の質に対し、最新の科学で本来の水(純水)を取り戻そうということで、R.O.膜(逆浸透膜)という0.0001ミクロンの膜で水道水中から不純物を除去するシステムを開発。水のない地域や離島等には海水を真水に変える大型の施設が備え付けられている。
 ご承知のように人間の身体は赤ちゃんで70%老人で50%が水であると云われる。もっと言えば母親の胎内では羊水と云う水の中で赤ちゃんは育つ。人間の起源は水の中から始まったとも云われております。
 水には薬理作用と云う機能があり、これが機能しなくなると様々な障害が生じると云われています。
  1.     細胞の形態維持、代謝作用を促進
  2.     血液と体液の循環を促進
  3.     栄養素を溶解し、血液やリンパ液として胎内を循環・運搬しながら細胞に供給
  4.     人体に不要な老廃物や体内毒素等を排出
  5.     血液や各部のPHを一定に保つ
  6.     体内の熱を放射して体温を一定に保つ
 従って、身体に好い水と云うのは限りなく水の中に混じり物がない水(純水)、即ち人間の体液に限りなく近く、その働きを阻害しないものということが言えます。公害が無かったころの山奥の湧水は大地と云う自然のろ過機能が機能して、
この純水に近い水であったが、今では名水と云われる水でも調べてみるとあてにはならない状態だという。それほど環境が悪化し、ろ過機能が効かなくなっているということだ。

 純水の特徴として:

1.経年変化(腐らない、酸化しない)
  ・カビや細菌のエサがないため、繁殖
   しにくい
2.蒸発残留物が残らない
  
3.よく溶かす
  ・出汁の出、お茶ので、香りが立つ
4.相手を変化させない
  ・野菜あらい、炊飯、薬の服用に最適

5.浸透圧が最も高い
  ・体内への吸収力が高い

6.有害物質が入っていない
  ・ペットや赤ちゃんが何の心配もなく
   飲める水

 ということで、水道水から作られるR.O.浄化水は身近に手に入る限りなく本来の自然の水(純水)に最も近い水であり、人間の身体が一番欲しがっている水であるということが結論でした。

 水には様々な種類があり、商業主義で、如何かと思うような表現がされて売られているものもあるが、ペットボトルと携帯電話を片ときも離せない今の学生諸君にはどんな風に聞こえたのだろうか?授業の採点の一環で、感想文を提出することが義務付けられているので、それを見てみたいような気がする。
 お世話した筆者の感想としては200余名は超えると思われる数の学生が関心を持って聞いていたという印象である。身近な課題であり、学部のテーまでもあり、自分たちの進路設計に沿った講演の内容であったと思いました。

 この講演は学外の方も聴講できますので、水に関心のある方は遠慮なく参加ください。10月16日(火)16:20分から金沢八景校舎E1号館505号室で90分の時間で第二回目が行われます。
この時は有名ラーメン店の社長が登壇し、純水で出汁を取る企業秘密をお話になるそうです。




 

2012年10月8日月曜日

加藤 淳プロが三つの歯車をティーチング・・・関東学院大学大學公開講座


 三連休の狭間の日曜日。雨模様であるが、いま一つも二つも練習場へおいでになる人の数は伸びない。これも家族サービス優先の連休故に仕方がないことか?それとも他に理由が?

 そんなことで、今日は訪れる常連さんも少なく、午後から野崎さんが一人でやってきて、二時間ほど沢山のボールを打って帰られたが、その時お話ししたのがこの写真のローテーションの話。
 いつもスイングを拝見しているが、アイアンショットの際に、クラブが下からボールに当たるため、
本来のショットが出来ず、ボールはフック軌道を描いて左の方角にほとんどが流れる。これは
バンカーショットでは致命的な欠陥となる。

 上のスイングは東京読売の加藤淳プロがフェース(写っていないが)ロ-テーション、グリップローテーション、アームローテーションの模範スイングを行っているものであるが、このスイング軌道で、
右腰から左腰までのクラブコントロールが出来るかどうかが、スイングの方向性と飛距離に直結
する。彼は「小さい歯車、中くらいの歯車、大きな歯車」が回転軸の上で回るようにという表現をして
理解しやすく説明しているが、一般的なアマチュアのスイングにはこの動きがほとんどのケースで、
欠落しているので、「先ずひとつスイングの改善を優先的に」ということで、ショートアドバイスをする
なら、このテーマになる。

 前傾をした回転軸の上で三つの歯車が回転している姿が良くわかると思いますが、如何でしょうか?クラブは上から降りてきてインパクトを迎え、左腰の前で右手と左手が入れ替わる様子が
観て取れると思います。このスイングをONE-TWOのテンポで反復し、時にインパクトゾーンで加速
させる練習を行うことがアマチュアにはMUSTであると自分は納得してお勧めしています。特に、
スイング練習に入る前、少なくとも10分程度はこの素振りと、ショートアイアンでこのスイングを繰り返しボールを捉える練習をすること。そして本格的にスイングの練習に入ってからも、時々この練習を挟まれたら充実した練習となるものと思います。

 右腰の高さで、リーディングエッジが12時から11時の方向、フォローの左腰の高さでも同じになるように、フェースのローテーションもイメージしながら身体の回転と共にスイングできるように注意をしながら、正しいスイング軌道を作っていきます。

 これを10分ほどやった野崎さんは自分の理解不足を認識して帰って行かれた。課題の解決方法が判ったせいか6番アイアンを忘れて帰られた。自分がキープしていますので、今週の土曜日にお渡しします。

2012年9月29日土曜日

世に生を得るは事を為すにあり


上空を見上げると、名前は定かでないが、このあたりを仕切る鳶だろうと思うが、
岡村先生の復帰を祝福するように杉田ゴルフ場の上空を低く舞っていた。



 手術のため公開講座をしばらく
欠席されていた岡村先生が、復帰された。
まだまだ十分な体調という状態ではない
ことは誰でも判っていることなのだが、
敢えて皆さんの前に現れて元気な姿を
見せていただきました。










いつも通りの準備体操、この体操はゴルフをする体作りには最適な運動が盛り込まれている。
筆者などはこれを忠実にやるようになって、体幹がしっかりし、腰の周りの贅肉が落ち、
背筋が伸びて、飛距離もスコアメークにも好影響が出ていることを実感しているところである。


  


普段に比べれば幾分、
簡略化されたプログラムであるが、
5分ほどで体が熱くなり、額から汗が
滴り落ちる。





   床に座り込んで、左右のつま先に
向かって状態を伏せていく運動である。
これに左右後方へのねじり運動が
加わって、体の可動域が広がって
いくことが確認できる。




 最後は、フェース、アーム、リスト
ローテーションの確認である。右腰から
左腰の高さまでの間のクラブフェースの
正しいローテーション(回転運動)を説明する
岡村先生。


 右腰の高さでフェースのリーディング
エッジが12時、フォロースルーで左腰の
高さに来た時の角度が12時。
この動きの確認に、練習の初めの
15分を使いなさいとは先生の言葉。

 
これは実践されたら効果抜群である。やってる筆者本人が実感してお勧めすることに
何ら抵抗感はない。是非、ルーティンに取り入れていただきたい。

 表題の「世に生を得るは事を為すにあり」とは坂本竜馬の言葉であるが、岡村先生を
見ていると正にその言葉が思い浮かぶ。「尊巳及人」とならんで筆者の好きな言葉であるが、
自分にいつも問いかける言葉でもある。

 

2012年9月23日日曜日

初秋の杉田ゴルフ場アイアンコース

 早朝の特権か?黙々とアプローチの
練習に励む、有志の会の会員森さん。

 平日の開場は現在7時だが、土日
だけは6時である。芝はこのところの
雨で夏場の疲れが取れたかのように
生き生きしている。
練習ラウンドの環境としては極めて
いい状態である。4名のベテラン
グリーンキーパーがケアには十二分に
心を砕き、手入れに余念がない。


 これも有志の会会員の野崎さん。
練習熱心さは群を抜く。独り言で
解説を織り交ぜて、あれこれと
試行錯誤を繰り返している。

 その内、大輪の花が咲くかも
しれない。頑張ろう!








                     
 杉田のアイアンコースにこんな睡蓮の花が咲いている。
8番ホールの池の一番手前で、見過ごしやすいところに
あるので、致し方ないと思うが、時には足を止めて愛でて
やっていただきたい。今は五輪の花が咲いている。








 5輪の内の大型な花が二輪ある。中々、立派な花を
つけている。

 その下には赤い金魚や鯉が泳いでいるが、その数も
増えているようで、どこかで孵化が行われているのだろう。
冬から春にかけてはカモのツガイの姿も見られた。
そして何羽かのひなの姿も見られたそうだが、
上空からカラスが、草むらからは野良猫が狙っていた。

 
夏の終わりからこのコースは芙蓉のピンクと白の花に
彩られる。
この花は極めて和風の趣があり、好きな花の一つだ。

 ザクロの樹も一杯あって、赤い実をつけているが、
今回はうっかりと撮影するのを忘れていた。
この実を見ると食い盛りの子供だった頃の、懐かしい
思い出が蘇ってくる。




 下の写真は2番グリーンの脇にある芙蓉の大木である。
ピンクと白の花が咲いている。珍しい大木であり、
杉田の名物の一つだと思う。
  


 それにしてもバンカー内の荒れ方は
ちょっと問題だろうな。ゴルフは礼儀に
始まり礼儀に終わると思うのだが、
基本的に倫理観や常識と言われる
素養のない人たちがボールだけを
追いかけると、トンデモナイことになる。

 誰もが、気持ちのいい環境でプレーを
したいものだ。来場するゴルファーに
喚起を促すのも施設やそこで技術指導を
する人たちの仕事ではないだろうか。
 ちなみに筆者はこのアイアンコースを
利用するとき、砂袋を持ってラウンドする
ことにしています。

 最後はこの夏目を楽しませてくれた
百日紅の花。この木もコース内には沢山
ある。


 スコアーだけを追いかけゴルフをする
だけではなく、コース内の様々な変化も
楽しみながら自然とハーモナイズして
ラウンドを愉しんでいただけたら嬉しく
思います。


画才も侮れないわが有志の会会員伊藤阿耶雄さんの水彩画



 今日、23日は朝から雨がしっかり降って夏場の不足を取り返すかのような降り方である。ゴルフ場の芝にとってはありがたい雨でもある。

 昨日は会員の伊藤さんの水彩画の展示発表会があるというので、仕事を少し早めに切り上げて、会場の杉田劇場の展示会場へ向かった。もともと絵をやっていたわけではないが、定年退職を機に奥様のお勧めで水彩画を描くことになったとのこと。後ろの二枚の絵が今回の出展作品だ。


 静物画と風景画の二点、どちらも実直で曲がったことの嫌いなお人柄が反映された絵となっていて印象的だった。最近は医学会の出張がある時には一日時間を取って、近隣のスケッチをして回られるそうだ。


 殆どが70歳以上の高齢者の皆さんで、男性会員は4名、7割が
女性会員だそうで、ここでも女性の元気さが目立つ。



 展示会は25日まで続くそうで、興味のある方は是非、のぞかれたらいいと思います。

 場所はJR根岸線の新杉田の駅前、陸橋を渡った1階に横浜銀行や食品スーパーの鈴木屋の入ったビル(LAVISTA)の4階です。