2011年8月23日火曜日

第5回JEGT開催される。ハイレベルな戦いになった!

 毎年1回行われる小学生以下のゴルフ入門トーナメント。今年は数えて5回目になる。最初、井戸を掘ったのは横浜の中華料理店の社長であったが、今は企業スポンサー色を排除して、純粋にボランティア運営を行っている。この大会に対する理解が深まり、ボランティアを引き受けていただける方々が増えてきたこともあって、事務局にかかる負担はグーンと軽減された。
前日から降りやまない雨に頭を悩ましながら、ただ少雨ならやるぞと心に決めていたが、受付の始まるころには雨もやみ曇り空に好転し、ラウンド中は最高のコンディションになった。熱中症の心配もなく申し込みの25名の選手たちが全員参加してくれた。
昨年から引き続いて参加してくれた子供19名、新たに参加してくれた子供が6名でした。その中には5歳の今井獅優クンも交じって頑張ってくれた。成績は36で男子の9位、全体では14位ということで、本人は悔し涙だったそうだが、観ていた人はそのショットとプレーぶりにショックを受けたようだ。
この夏休み早朝6時よりアイアンコースと打席で関東学院大学の岡村先生の助けを得て指導してきたが、その成果は衆目の一致するところであり、充実した夏を過ごすことが出来ました。
話がそれましたが、今年はスクール生の技術が上がり、過去4年間と比べて圧倒的にスコアーがいいのに驚く。従って、進行も速く、瞬く間に9ホールをフィニッシュしてしまい、事務局をあわてさせました。優勝は山口教室で勉強してきた四年生の尾崎悠大君で25のツーアンダー、林恭平君はスタートホールでバンカーが目玉のトラブルでワンオーバーでフィニッシュ。女子は今夏岡山から金沢区へ引っ越してきた仲宗根瑛美さん(6年生)。ジュニアの試合に出ているレベルのプレイヤーで全ホールパーの27でフィニッシュ。なじみがない子なので、どんな境遇で育って来られたかは紹介できませんが、写真からご想像ください。
今回の運営に関しては杉田ゴルフ場の支配人からコース管理の皆さんまで総出でご協力いただいたほか、友人・知人のボランティアの皆様方に骨身を惜しまず、協力していただき、いい大会になり、来年にいい余韻が残せたと思っています。皆さんありがとうございました。

2011年8月10日水曜日

盛夏 恩人・先達・友を想う

 8月の初めに仕事と墓参りを兼ねて中部地方へ出かけた。毎年、この季節となると先祖がおいでになるということで、仏間に祭壇を造り、仏壇から位牌を出してそれを上に並べ、供花とともに朝・昼・晩の食事を作り、お供えしたことを覚えている。長男でありながら大学卒業とともに家を出て、今日に至っているが、両親は長男の小生を最後まで手元に置きたかったようだ。巻頭の写真は、会社を辞めて暇だった時期に何度か温泉旅行に連れて行ったが、本当に喜んで貰った。とりわけ、伊豆の松崎にあるなまこ壁の長八美術館としっくい芸術が残されたお寺を訪問した時だった。とにかく多芸の人であったが、戦後、生業として左官屋さんが使う刷毛を家内工業で作り、名古屋へ卸していたこともあり、漆喰の芸術には関心が深かったようで、本人のリクエストで、出かけた記憶がある。
ほおずきには薬効もあるが、お盆の思い出には一番印象的な草花である。この写真は浜松の三ケ日で撮ったもの。偶然、新築現場の隣の畑でこれを栽培していた。
横浜へ帰って10日、近所の花屋さんで1本求めたが、その時お店の奥さんが、ほおずきの楽しみ方をいくつか教えてくれた。そんな話を共感を持って聞けるのも齢を重ねてしまったからかも知れない。
一番下の写真は杉の枝に残った蝉の抜け殻である。わずか数日の命へ蝉が飛び立っていった跡である。
お盆の訪れとともに両親、先輩、友人と鬼籍に入った沢山の人を思い出す。当然、感謝の気持ち以外、何もない。そう考えて行くと、人間としての使命が自然と見えてくる。人のために尽くすことに必然と当たり前が見いだせるような年齢になってきた。誰かが言われていたが、人生の整理をする期間に入ってきたなと感じ始めているこのごろだ。