2010年11月15日月曜日

飲み込みの速さに驚嘆


 ここのところ二週間続けてビデオ打席においでになるKさん。川崎からおいでになるが高速利用で45分程度ということで、ストレスにはなっていないようだ。動機をお聞きすると、家内に負けたくないというところで、今のところ奥様の方が優勢とのコト。これが許せないということだ。杉田にも多くのご夫婦がスクールや練習にやってこられるが、このような例は多く見かける。ゴルフに出会ったキャリアの差がその原因となっているようで、Kさんもそのお一人だ。生涯の友としてゴルフをやるなら一生懸命やろうということに決心された。「有志の会」の星師範のスイングと並列してみることにした。
 1週間前に来られた時にはアドレスも自己流で感覚的なものであったが、理屈を教えてボールの位置を変え、グリップの位置とグリップの握り方を修正した。未だテークバックの取り方が把握されていないところが残っているが、これが現在のベストスイングである。体がゴルフのカラダになっていないためトップの大きさが足らないが、クラブのおろし方、腕の伸び等は格段に進歩した。その証拠は上がらず左に巻いてばかりいた打球が上がり、方向もターゲットへ向きだした。従って飛距離も大幅に改善した。元々力がある方なのでインパクトさえ改善すればこのようになる。
 まだまだテークバックからトップまでの軌道の把握が出来ていないようで、打球がバラつくが、これは繰り返し行うことだろう。背筋を伸ばし、上からボールを見下ろすように見て、身体の前を大きく使うことなど、三時間のレッスンでした。