2010年10月18日月曜日

今日はイベントで呼ばれてゴルフ場へ


 今日はビデオ打席をお休みして、大手ケミカル企業の招待ゴルフ大会が行われる成田のゴルフ場へ出掛けた。葛西近辺で少し渋滞があったが、一時間半ほどでゴルフ場に到着した。毎年、行われているが昨年は諸般の都合で中止されていた。二年ぶりの開催であったが、以前よりは地味になった感じである。これも世の中の景気を反映しているなという感じがした。日本全体を覆っている将来への危機感は相当なもので、政治はこの現状をどう転換していくかに掛かっている。戦後の華々しい発展とそれを成し遂げた日本国民の自信とプライドは今や風前の灯である。
 さて、当社のスイング分析器が活躍するこのイベントは、表彰式までの待ち時間に主催者側が用意した娯楽の一環として行われているが、概ね好評である。会場の問題で危険が伴うので、実際のボールは打てないが、マットに付けたボールを打ってもらっている。以外に自分のスイングを見たことのないゴルファーが多いもので、こういう場所に招待されてくる人たちにおいてもだ。ただ、興味を持っていただける方々は多く、納得したり、悲観したり、騒いだりの楽しいひと時を過ごしていただいたようだ。各組に一人の女子プロが同伴されているので、ラウンドをしながらのレッスンもあったようだが、この写真のように伊藤佳子プロ(慶応出身の品のいいプロ)を掴まえて、熱心に指導を仰ぐ方々もおられて、大好評でした。
 めっきり減った大型の招待ゴルフだが、こうやって続けておられる企業の努力に敬意を払いたい。こういう企業がどんどん出てこないと経済が回復したということにはならないのでは?!

2010年10月4日月曜日

この経験が、幼い日の貴重な思い出になるだろう


 一年前にビデオ打席にやってきた康生君、あの柔道世界チャンピオンの井上康生氏と同じ名前ということで、一度に気に入った。聴けば、おじいちゃんが柔道家だとか。ルーツは其処に在ったようだ。遼くんファンで啓発されてゴルフがしたいからとお母さんにねだって始めることになったが、どうしましょうということだった。聴けば小学一年生、カラダも普通、しかし骨格はしっかりしている。そんな始まりで、山口ジュニア教室の雰囲気が一番いいだろうということでお奨めした。上段の写真は山口教室で指導を受ける康生君の写真である。下は、今年11月3日に撮影した現在の康生君の写真。一年で、これだけ本格的なスイングが出来るようになった。バックスイングには天性のセンスがあり、ゴルフの半分は問題解決しているので、課題はスイングプレーンとインパクト前後での両手の入れ替え、そして気を抜かず、丁寧に振ることだろう。指導しているのはいつも一定のリズムを守ること、ゆっくりとバックスイングを取ること、クラブシャフトの向きとフェース面の角度に注意すること、フィニッシュを必ず取る事、等々であるが、カラダが成長してきたので、比較的こなせるようになって来て楽しみだ。
 毎週、山口ジュニア教室が終わると、一時間ほどビデオ打席で個人指導をやっている。保母さんであるお母さんの人柄に引かれて、康生君を指導し始めたが、幼いころ自分に施してくれた亡き母親の姿が思い出されて、感謝の念が心をよぎる。それが自分の動機となっているようだ。康生君には未だ判らないだろうが、いつかはそれが判るようになるだろう。また、判る人に育ってほしいと願いながらこの指導を続けている。母の愛に勝るものはない。