2010年7月5日月曜日

ちょっと一言だけでこれだけ変わる


 蒸し暑い週末だ。てっきり雨だと思っていたら、時間がたつにつれて晴天に変わってきた。こんなこともあるのかなと思いつつ、パソコンに向かっていると、Kさんが声を掛けて来られた。いつもビデオ打席を観ていて一度、自分のスイングを観たいのですが、・・・と仰った。
 早速、スイングを見させていただいたが、スイングに力強さがない、その割には上体の動きが激しい。スイング軌道も外から入るカット気味にインパクトを迎える。従って、球に力がなく、右へ行くスライスボールの軌跡である。幸い、大きなスイングの欠点はなく、先ずスタンス幅の修正、バックスイングを手で上げずに自分の正面のスペースを広く、大きく使えるように左肩を意識して腕、シャフトを一体にして使うこと、トップの両手の位置を自分の耳の高さまで上げること、左サイドへの踏み込みとインサイドから最短距離を使ってダウンスイングを行うこと、フィニッシュはシャフトを自分の首の後ろまで持ってくること。特にバックスイングで右股関節を支点にして行う意識をもつこと、どこへトップを持ってくるかを意識してスイングに入るようにアドバイスをさせていただいた。この写真は30分のアドバイス後の最後のスイングだ。
 結果はご本人が一番感じておられると思うが、打感、球筋、飛距離が全く様変わりして、本人は大満足。これはご本人にそのキャパがあったことと、ちゃんとした人のアドバイスを聞こうという意識があったからで、ビデオ打席の良さはそこにある。30分の模様はDVDに収録してお渡しした。今晩のビールは格別な味がするのではないでしょうか。

2010年7月4日日曜日

トランクロードのかぐや姫


 金曜日の夕方、前から縁があったふるさとキャラバンの公演を見に出かけた。この劇団はミュージカル仕立てで、社会事象を演ずるということで、全国的に知名度がある劇団で、実績も積み重ねてきた。ご縁は我々杉田有志の会が運営する「ジュニアエントリーゴルフトーナメント」の応援をしていただいたが、昨年の暮れに癌で亡くなられた清水治さんとその仲間の方々との出会いである。有志の会を代表して見せていただいた。
 今年の2月に会社の突然の倒産で、その歴史に終止符を打たなければなくなる危機に陥ったが、新しいパートナーを見つけて「新生ふるさときゃらばん」ということで、再出発の初演であった。会場には多くのファン、支援者が駆けつけて、見事な成功だったようだ。関係者の方々の尽力は並大抵ではなかったと思われるが、拍手を送りたい。
 素材は地方都市の商店街の復活劇という時代の話題であったが、よく練られていて感心した。機会があれば、多くの人が観てくれることを期待している。