2010年12月29日水曜日

守らなければならないものを教えてもらったベン・ホーガン哲学

 人生長いこと世界の一流ブランドのマーケティングに関わってきたが、一番大切なものは企業理念でありものづくり哲学である。商売は時代と共に消費者の好みが変わり、その好みに製品やサービスを近づけることにより適応化されていくが、変えてもいいものと変えてはいけないものの棲み分けが行われていないといけない。これが行われていないブランドや途中から変わったブランドには成功例は極めて少ないという実感がある。
若くしてベン・ホーガンという稀代の名ゴルファーが設立し、そのものづくりに実際にタッチしたベン・ホーガン社はその当時、名ゴルファーの名前を冠して出されていたジャックにクラウス、ゲーリープレイヤー、アーノルド・パーマーなどのクラブとは全く一線を画するもので、完璧主義を貫いた名ゴルファーベン・ホーガンがプレイヤーの見地からクラブの性能を探求し、それに最新の工業技術を連携させたといういう意味で、賞賛に値するものであった。そのことはAMFという器械メーカーを親会社に持ったことと無関係ではなかっと思われる。
クラブシャフトは軽量スチルーシャフトを自社仕様でツルーテンパー社に作らせた「APEX」(頂上)、ヘッドは軟鉄鍛造、自社研磨とプレーティング(メッキ)、組み立て段階で取られた厳しい重量の公差値、ネックとシャフトの接合を接着剤のみに任せずピン打ちを励行した完璧主義等々、実際に工場を見たディーラー達はたちまち洗脳されてベン・ホーガンクラブの信奉者になってしまった。以来、10年、ベン・ホーガンクラブは輸入クラブNO.1(捉え方は色々あるが)の地位を保ち続けた。
この写真は1986年ごろ、テキサス州フォートワースのシェディーオークスC.C.でベン・ホーガン社の招待ゴルフとディナーの一こまである。

2010年11月15日月曜日

飲み込みの速さに驚嘆


 ここのところ二週間続けてビデオ打席においでになるKさん。川崎からおいでになるが高速利用で45分程度ということで、ストレスにはなっていないようだ。動機をお聞きすると、家内に負けたくないというところで、今のところ奥様の方が優勢とのコト。これが許せないということだ。杉田にも多くのご夫婦がスクールや練習にやってこられるが、このような例は多く見かける。ゴルフに出会ったキャリアの差がその原因となっているようで、Kさんもそのお一人だ。生涯の友としてゴルフをやるなら一生懸命やろうということに決心された。「有志の会」の星師範のスイングと並列してみることにした。
 1週間前に来られた時にはアドレスも自己流で感覚的なものであったが、理屈を教えてボールの位置を変え、グリップの位置とグリップの握り方を修正した。未だテークバックの取り方が把握されていないところが残っているが、これが現在のベストスイングである。体がゴルフのカラダになっていないためトップの大きさが足らないが、クラブのおろし方、腕の伸び等は格段に進歩した。その証拠は上がらず左に巻いてばかりいた打球が上がり、方向もターゲットへ向きだした。従って飛距離も大幅に改善した。元々力がある方なのでインパクトさえ改善すればこのようになる。
 まだまだテークバックからトップまでの軌道の把握が出来ていないようで、打球がバラつくが、これは繰り返し行うことだろう。背筋を伸ばし、上からボールを見下ろすように見て、身体の前を大きく使うことなど、三時間のレッスンでした。

2010年10月18日月曜日

今日はイベントで呼ばれてゴルフ場へ


 今日はビデオ打席をお休みして、大手ケミカル企業の招待ゴルフ大会が行われる成田のゴルフ場へ出掛けた。葛西近辺で少し渋滞があったが、一時間半ほどでゴルフ場に到着した。毎年、行われているが昨年は諸般の都合で中止されていた。二年ぶりの開催であったが、以前よりは地味になった感じである。これも世の中の景気を反映しているなという感じがした。日本全体を覆っている将来への危機感は相当なもので、政治はこの現状をどう転換していくかに掛かっている。戦後の華々しい発展とそれを成し遂げた日本国民の自信とプライドは今や風前の灯である。
 さて、当社のスイング分析器が活躍するこのイベントは、表彰式までの待ち時間に主催者側が用意した娯楽の一環として行われているが、概ね好評である。会場の問題で危険が伴うので、実際のボールは打てないが、マットに付けたボールを打ってもらっている。以外に自分のスイングを見たことのないゴルファーが多いもので、こういう場所に招待されてくる人たちにおいてもだ。ただ、興味を持っていただける方々は多く、納得したり、悲観したり、騒いだりの楽しいひと時を過ごしていただいたようだ。各組に一人の女子プロが同伴されているので、ラウンドをしながらのレッスンもあったようだが、この写真のように伊藤佳子プロ(慶応出身の品のいいプロ)を掴まえて、熱心に指導を仰ぐ方々もおられて、大好評でした。
 めっきり減った大型の招待ゴルフだが、こうやって続けておられる企業の努力に敬意を払いたい。こういう企業がどんどん出てこないと経済が回復したということにはならないのでは?!

2010年10月4日月曜日

この経験が、幼い日の貴重な思い出になるだろう


 一年前にビデオ打席にやってきた康生君、あの柔道世界チャンピオンの井上康生氏と同じ名前ということで、一度に気に入った。聴けば、おじいちゃんが柔道家だとか。ルーツは其処に在ったようだ。遼くんファンで啓発されてゴルフがしたいからとお母さんにねだって始めることになったが、どうしましょうということだった。聴けば小学一年生、カラダも普通、しかし骨格はしっかりしている。そんな始まりで、山口ジュニア教室の雰囲気が一番いいだろうということでお奨めした。上段の写真は山口教室で指導を受ける康生君の写真である。下は、今年11月3日に撮影した現在の康生君の写真。一年で、これだけ本格的なスイングが出来るようになった。バックスイングには天性のセンスがあり、ゴルフの半分は問題解決しているので、課題はスイングプレーンとインパクト前後での両手の入れ替え、そして気を抜かず、丁寧に振ることだろう。指導しているのはいつも一定のリズムを守ること、ゆっくりとバックスイングを取ること、クラブシャフトの向きとフェース面の角度に注意すること、フィニッシュを必ず取る事、等々であるが、カラダが成長してきたので、比較的こなせるようになって来て楽しみだ。
 毎週、山口ジュニア教室が終わると、一時間ほどビデオ打席で個人指導をやっている。保母さんであるお母さんの人柄に引かれて、康生君を指導し始めたが、幼いころ自分に施してくれた亡き母親の姿が思い出されて、感謝の念が心をよぎる。それが自分の動機となっているようだ。康生君には未だ判らないだろうが、いつかはそれが判るようになるだろう。また、判る人に育ってほしいと願いながらこの指導を続けている。母の愛に勝るものはない。

2010年9月13日月曜日

御前崎の思い出


 恒例の柔道部の同期会が静岡県御前崎市で行われたので、出かけた。関東と名古屋から中間ということで、今回は幹事が静岡県の御前崎海岸を選んでくれた。太平洋に続く遠州灘に面した海岸べりである。関東からは関東学院大の角田君と小生、名古屋からは6名ということで、集まるべくして集まるフルメンバーの8名が顔を揃えた。
 この会、当時のキャプテンで今は故あって一人住まいの平山君が寂しさを紛らわすためにリーダーシップをとって開催されてきたが、今後もそれが続くだろう。次回は彼の避寒先の沖縄で来年の二月開催ということに決まった。時間を自由に使える仲間が増えてきて、遠くへ行くことに支障がなくなってきたということもあるが、みんな心の底には残り少ない人生への未練があるのかもしれない。
 ゴルフをするのが半数なので、大抵飲んで、翌日近くを散策することにしているが、今回選んだのが中部電力の浜岡原子力発電所と池宮神社という由緒ある神社の二箇所。記念館では地球誕生と水の大切さを訴える映画を見せてもらったが、全員睡魔に襲われる始末。
 道中二組の母子と偶然、知り合い一緒にカメラに収まってもらった。いい記念写真が取れたので、アルバムを作成して、額に入れて贈呈した。思い出の一つとして残れば、小さいかも知れないが、またいずれは忘れるかも知れないが、幼いときの思い出のひとかけらとなってくれるだろう。
 誰が最初に逝くだろうかと話し合っているが、そんな時に故人の思い出として通夜の席で流せるようにと毎回,15分程度のDVDで撮影した写真を編集して動画にしている。もちろん、音入り、文字入りである。これが好評で、すでに5,6枚溜まったが、撮影者がDVD中に登場しないので、撮影者が逝った場合には困る。従って、撮影者は一番長生きしなくてはならないという理屈になる。

2010年9月9日木曜日

四日市の恩人 その2


 四日市にはもう一人の恩人がおられる。廣田正雄さんだ。この方、車のドライブシャフトを作る会社であるが、「環境」ビジネスを会社の第二の柱にしようと、永年EM関連のビジネスを開発されてきた。EM菌を使った環境浄化に取り組んでおられ、地域の河川の浄化には多くの実績をあげらている。
 そんな廣田さんの会社の別荘が木曽駒高原にある。国道から入って数分の木曾文化会館の横にある。ここへ三重ファーレン会がある前の晩に1泊お世話になる。夜は地元の食材を駆使してまかないの地元のご婦人が世話をしていただくのだが、この料理がなんともいえない。都会では味わうことが出来ない材料の新鮮さが食感にあるのだ。昔の野菜の味、臭い、そんな懐かしいものが味わえる。
 毎年、ここへは杉田有志の会のメンバーをお誘いするのだが、昨年は三名、今年は土谷さんだけであったが、土谷さんも都会育ちで、この味には堪能された様子だった。そして亡くなった先輩の奥様とそのご友人もここに泊まっていただいているが、きれい好きのお二人ともこの別荘のアコモデーションには大満足、特にかけ流しのヒノキ風呂は都会人には感激のようだ。
もう一人、忘れてはならないのが河原崎さん、札幌に勤務中の公務員なのだが、夏休みをこのファーレン会のために使うというゴルフ好きである。以前は家族全員でこられていたが、子供さんたちが中学校に行く年齢になり、さすがにそれは出来なくなっている。
 夜はゴルフ談義、明日への希望を胸に眠り、早朝から起きだして、近隣の散歩という一日が始まる。

四日市の恩人 その1


 筆者が1988年名古屋支店の支店長として赴任した時、アルファロメオの代理店をしていただいていた四日市の吉田自動車販売の吉田社長とお会いした。大のゴルフ好きで、40過ぎからゴルフを始め、ご本人の言葉で言うと「ダンプカー1杯分の球を打った」シングルである。地域で古くからダイハツの代理店、中古車の売買を手広く行い、成功されてきた。その美術骨董品のコレクションは各地の美術館や博物館が借りにくるほどの名品、逸品揃いである。日本刀のコレクションには書籍に出てくるものもある。
 この吉田社長が主宰されているゴルフの会が「三重ファーレン会」。三重県、愛知県を中心に、吉田社長の知人、友人を核にそこからの人脈で構成されている。多い時は200人近くが開田高原の木曾カントリー倶楽部で1泊2日のゴルフをしたこともあるが、25回目を迎える今は40から50名ほどのゴルフ好き、吉田ファンが参加している。自身でマイクロバスをレンタルして四日市から参加者を運んでこられるというサービス振りで、吉田さんの人柄、世話好きの人生が見て取れる。
 筆者は1986年ぐらいから参加させて頂いているが、担当は賞品係り。何でもそろう商社に勤務していたこと、ゴルフに精通していたことが原因の一つだが、世話好きな性格の一面も見ておられたようだ。
 運営は吉田社長と3名の幹事の好きなようにさせて頂いている。それがいやな人は参加されなくてもかまわないと言うスタンスを貫いており、自然と気心が通じ合う人たちの集まりとなっている。
 名古屋へ出張したら必ず、訪問し叱咤激励をいただいて帰ることにしているが、かなりのご高齢のためか、体にも変調が来ているようで、皆で心配している。

2010年9月4日土曜日

中央アルプス宝剣岳


  年一回の三重ファーレン会が行われるので、長野県木曾福島の別荘地木曽駒高原へ、土谷さんと一緒に出かけた。といっても筆者は主催者の一人で幹事、土谷さんはお客様なのだが、気安くお手伝いを買って出て頂いている。誠に杉田有志の会の会員の皆様には頭が下がる思いである。
 沼津でお土産の干物を買って、富士川から西富士自動車道を北上し、甲府南から中央自動車道を名古屋へ向かってひたすら走る。途中、どこへ寄るかという話になり馬込の宿が候補に、それならば飯田までと走り続けたが、途中で気が変わり、駒ヶ根で降りて駒ヶ根ロープウエイで千畳敷カールへ行くことにした。この辺りは筆者にとっては半分自分の庭のようなところである。日本発条の子会社の日本シャフトの駒ヶ根工場があり、仕事の関係で、よく訪れていたし、いまだに交際して頂いている方々もここにはおられる。
 麓で名物の「ソースカツ丼」を堪能し、ロープウエイで2610mの千畳敷カールへ到着。さすがに涼しいが寒くはない。今年は山も平均気温が5度ほど高いそうだ。
 カメラを持参したので、適当に撮影したのがこの写真の数々。季節的には一番、味のない季節なのかも知れない。多くの高齢の女性たちが、ロープウエイから降りられてきたが、ここでも女性の力強さを目の当たりに見せ付けられた。駒ケ岳には大学時代、山岳部の友人に連れてきてもらい、霜柱の立つ山道を歩き、山頂でテントを張って寝たことがあったが、遠い日の思い出になってしまった。年とともに時間のスピードが早まり、忘却のスピードも増して行くようだが、それも一生という命の定めと納得するしかないのか。

2010年8月30日月曜日

杉田ゴルフ場アイアンコースの秋の気配


 盆が過ぎ、確実に風が変わった。日差しは厳しいが、吹き寄せる風邪は確実に秋のにおいがする。杉田の売り物「アイアンコース」の景色も変わってきた。夏から秋口にかけての木花が今を盛りに咲いている。夾竹桃や百日紅、むくげそして芙蓉の花などはその代表格だろう。更にここの名物はディゴの二種類の花だ。見事な赤い花をこの季節になると見せてくれる。但し、残念なことにここのコースの管理をされている方々はこのコースの「売り物」を理解されていないようで、木々の手入れは適切でない。残念だ!
 コース内には小さな池がある。ラウンドする人たちには鬼門となるが、動植物には憩いのオアシスになっている。水浴びをする鳥や、池には金魚、鯉の魚影が映る。今はトンボの数が増えて色とりどりのトンボが素面を行き交う様はまさに秋の訪れである。夏の生き物は短い命を一杯に楽しんでいるようだ。
 番外として京急金沢八景駅の裏にある「悠心庵」という焼き物のお店をカメラに収めた。深い緑と夏の日差しを受けて、百日紅の赤い花が見ごろであった。

2010年8月20日金曜日

一魁先生からのお土産


 実は忘れておりましたが、森、伊藤両氏へ石橋一魁先生からお土産をいただきました。「家とは何か」の問答をし、松下幸之助翁の言葉を引用していたところ、こんな言葉があるよと手渡されたのがフランク アウトローなる人のこの言葉でした。筆者はかなり有名な言葉だそうだが、不明を白状し出所を確かめてみるとこの人物は実在かどうか疑わしいということだった。そういえばFrank Outlaw なる名前もウイットに富んで面白いと勝手に判断した。しかし、書かれている言葉は真実であり、思わず納得してしまった。我々の日常そのものの現実が書かれている。比較的新しい言葉であるが、知る人も多いそうだ。
 幸之助翁の家に関する記述とこの言葉に相通じるもの、それは「こころ」という存在だろう。先ず、思い(考えから)がスタートであり、その思いの背景は人に対する「愛」ではなかろうかと思う。
 貴重な早朝の1時間半を腰越でいただいて、帰宅しました。有り難うございました。

2010年8月16日月曜日

木について興味のアル方必聴ー住宅セミナー

私たちの主催したジュニア・エントリー・ゴルフトーナメントに協賛していただいた有限会社ハウスニュームラ。名前のごとく、住宅を専門に伝統工法で建築業に携わって30年のベテラン工務店です。自社大工を8名も持ち、お蔭様で仕事には事欠きませんが、湘南エリアで地域のために活動しています。
 この会社では毎月、定期的に住宅に関するセミナーを開催し、これから家を建てたい方や大型のリフォーム等を考えておられる方へ、テーマを絞って情報発信、情報交流会を開催しております。
来月9月の内容が固まったそうで、ゴルファーズガーデンのブログを見て頂いているお客様方にも是非、紹介してほしいという依頼がありました。今月は木材の専門家を伊豆からお呼びして、自然の木の持つ驚異的なエネルギーや気といったことに関してお話いただくことになりました。講師は実務として長年木材に関わり、研究や勉強もされてきた方ですから、非常に面白いお話が聞けるものと期待しています。是非、木材にご興味のある方、住宅づくりに興味のアル方がおられましたら、参加をお申し込み下さい。申し込みは電話またはハウスニュームラのホームページ、またはこのサイトの右側にあるハウスニュームラのブログからお入りいただき、告知のポスターをクリックして頂くと、「申し込み」ページが現れますので、そこに必要事項をお書き込みいただき送信してください。駐車場は完備されています。相模線の宮山駅からも5分の便利な場所にあります。50メートル先には相模の国一ノ宮寒川神社がございますので、お参りかたがたおいでになるのも一考かと思います。

2010年8月12日木曜日

お母さんも一生懸命

土曜日、日曜日になるとジュニアゴルフスクールが 開催される。必ず、親御さんが付いてこられるのであるが、大半はお母さん方である。そもそもこのお母さん方はゴルフを本格的にしたことがない方々が大半である。お子さんの年齢からすれば、学生時代にゴルフをやっていた人以外はこの年齢ではゴルフを始められないというのが実態であろう。
 そんな中、栄区からやってくる慶土君のお母さん、子供のゴルフについていこうということで、ゴルフスクールが終わった後、ビデオ打席へやってこられて小生のレッスンを受けられている。ご主人の勤務が土日もあるということで、二人の息子の世話はもっぱらお母さんの役目のようだ。
 子供の指導とまでは行かなくても、共通の話題を持ち合えるまでゴルフを知ろうという姿勢に共感を覚えて、ジュニアのレッスンの終了後にスイングの指導をさせて頂いている。どこの母親もそうであるが、子供が大切であり、子供のために何をしてやれるのかということを一生懸命考えておられるようである。一部の例外は社会的な事件として、取り上げるまでもないが、大方の親御さんから感じられることは、健全で協力に値する考え方である。今、それを感じることが出来るのは亡き両親への供養のひとつとでも言えようか。

2010年8月9日月曜日

一年経った康生君

ジュニアトーナメントも終わり、決意を新たにがんばっているジュニアがある。今日も、打席でお目にかかった斉藤さん父子、 レッスンの後、新潟へ向かわれて、ヨネックスのジュニアの大会にチャレンジしに行かれると話しておられた。未だ二年生だが、マナーも良く、練習も一生懸命、センスも抜群だ。是非、素直に成長して行って欲しいものだ。
 こちらは同じ二年生でも康生君、丁度今日でゴルフを習い始めて1年になる。筆者のビデオ打席の隣でお目にかかり、山口教室をお勧めしたが、今はその教室の熱心な生徒の一人だ。近所の友達もゴルフを始めたとか、仲間が出来て一層、練習にも意欲が出てきたとお母さんは評されていた。今日も山口教室の終了後、ビデオ打席にやってきた。
 この写真は康生君のスイングでも良くないスイングの一つ。今、指導していることは、テークバックの始動で、すぐにコッキングするので、これを修正している。体の正面を大きく広く利用する為には良くないので、左腕、クラブを一体化させて、クラブが右腰のラインに来たらコッキングを開始するように直しているが、これが未だ出来ない。その為、グリップの位置が高く、クラブが垂れてオーバースイングになる。これでインパクトでクラブフェースをスクエアーに持ってくるのが難しい。外からクラブが降りて、左腰が早く開いて、結果として引っ掛けボールになる。ウエイトシフトは上手な子なので、その点は大変有利だ。次回はその点を徹底的に直したい。
 来週はゴルフスクールはお休みですが、康生君が日曜日来るなら連絡してください。

2010年8月8日日曜日

How to behave each other !

土曜日の午後、杉田のアイアンコースの上ではジュニアゴルファーを相手に、二時間のオンコースレッスンが繰り広げられていた。指導するのはマナーや規則に厳しい指導をして、父兄から厚い信頼を寄せられている山口プロ。毎回、ジュニアトーナメントでは多数の入賞者を出している。今回のトーナメントで全出場者にアンケートをとらせて頂いたが17名の父兄から回答があった。その中で、ご父兄が期待されていることの主なものはルールマナーへの意識付け、競争心、友達作りの三つであった。
 ゴルフはイギリス(スコットランド)が発祥の地と言われ、紳士のスポーツと言われて来た。その為にルールマナー、特に自分自身に厳しく、他人を思いやるこころというものが大事にされてきた。このレッスンを見て、プロの指導姿勢というものが、如何に大切かということを感じた。写真からも雰囲気が感じられると思うのだが、子供たちに緊張感、真剣さが漂っている。グリーンやフェアーウエイに座り込んだり、ふざけている子供はいない。
 今回のトーナメントでもキャリアは別として、ゴルフに対する様々な姿勢を子供たちは見せてくれた。付き添いで一緒に回って頂いたボランティアの皆さんから様々な感想が寄せられているが、賞賛される子供が1組に一人は居た様だ。ゴルフというものを教えた人が、ゴルファー魂を伝えることを忘れなかったと言う事だ。
トーナメントの後、お父さんと一緒に打席で練習したり、アイアンコースを回る二年生がいる。とても礼儀正しく、好感が持てる。いいジュニアゴルファーにそして若者に育ってほしいものだと期待している。
お父さん共々、応援したい。

2010年8月7日土曜日

太田さんの三連覇で終わった真夏の戦い


 猛暑が続く中、恒例の杉田有志の会の第五回親睦ゴルフコンペが千葉県の市原ゴルフクラブで行われました。前回、前々回と連覇している太田さんの三連覇を阻もうと幹事の福田さんはじめ、会員が熱い戦いを繰り広げたが、結果的には太田さんの三連覇の偉業を引き立てる側に回ってしまった。

 ただ、今回は有力な対抗馬と見られていた伊藤、森のライバル諸氏、更には大塚氏が体調不十分で出場できず、カメラを撮影しながら回る太田さんの独走を許してしまった。

 今回は先のジュニアコンペでボランティアのお手伝いをいただいた柏樹さんも紅一点で参加して頂き、うれしかった。更にはビデオ打席のお客様で入会して頂いた野崎さんも夏休みを取って参加いただき、得るものが沢山あったと仰って頂いた。

 表彰式には欠場した伊藤、森の両氏も駆けつけて、盛り上げて頂いた。次回は11月12・13日の泊りがけの企画となり、場所も足周りの良さで、千葉県となった。

 我々も高齢化して体調の思いがけない不調や怪我が多くなって来たようだ。健康でなければゴルフもそして仕事も出来ないと声を掛けながら頑張ろうということで、散会した。ご苦労様でした。

2010年8月4日水曜日

趣味を四つ以上持つと認知症予防に効果的?


 ゴルフを趣味だと仰る方はこのブログの愛読者だろうと思いますが、人間ボケない為には四つ以上の趣味を持つ必要があると説く人も居る。ゴルファーは以外にゴルフだけが趣味という人が多いかもしれないが、感性を磨き、いろいろなものに刺激を受ける環境を作り出すということは老化防止にもなるようだ。自分の周りを見回してみてもゴルフ好きは一杯居るが、交友関係が深いのは押しなべて多趣味、多芸の友人である。例えば、国際派の経営コンサルタントとして活躍する植山周一郎氏、通称周ちゃんは極めて多芸で、楽器なら何でもこなし、歌も抜群、女性にも大いに興味あり、体にいいことなら何でもやる。博打にも強く、株の取引にも秀でているという具合だ。

 それならば自分はということだが、ゴルフ以外にオーディオ、カメラ、絵画ということで、この分野への投資はサラリーマンの域をはるか超している。それほどに自由奔放に活動させて頂いた。親に感謝、会社に感謝、家内に感謝というところであろう。従って、そのキャリアが現在の自分を形成しているなと自覚をしている。最近は貧乏しているので、オーディオはお休みであるが、カメラが仕事の展開の中に深く入り込んで来ている。素人写真の範囲であるが、自分の周りにいる人たちの思い出の瞬間を記録に残し、それを自分のセンスで作品として完成させて、それを見た人に感動を与えることが出来たらなんと素晴らしいことだろうなと思いつつ向かい合っている今日この頃である。

 Rich Poor(恵まれすぎて無感動)の時代を悲しみ、Poor Rich (恵まれなくても自分で切り開いて自分を肥やしてく)の時代を懐かしんでいる。

 

2010年7月5日月曜日

ちょっと一言だけでこれだけ変わる


 蒸し暑い週末だ。てっきり雨だと思っていたら、時間がたつにつれて晴天に変わってきた。こんなこともあるのかなと思いつつ、パソコンに向かっていると、Kさんが声を掛けて来られた。いつもビデオ打席を観ていて一度、自分のスイングを観たいのですが、・・・と仰った。
 早速、スイングを見させていただいたが、スイングに力強さがない、その割には上体の動きが激しい。スイング軌道も外から入るカット気味にインパクトを迎える。従って、球に力がなく、右へ行くスライスボールの軌跡である。幸い、大きなスイングの欠点はなく、先ずスタンス幅の修正、バックスイングを手で上げずに自分の正面のスペースを広く、大きく使えるように左肩を意識して腕、シャフトを一体にして使うこと、トップの両手の位置を自分の耳の高さまで上げること、左サイドへの踏み込みとインサイドから最短距離を使ってダウンスイングを行うこと、フィニッシュはシャフトを自分の首の後ろまで持ってくること。特にバックスイングで右股関節を支点にして行う意識をもつこと、どこへトップを持ってくるかを意識してスイングに入るようにアドバイスをさせていただいた。この写真は30分のアドバイス後の最後のスイングだ。
 結果はご本人が一番感じておられると思うが、打感、球筋、飛距離が全く様変わりして、本人は大満足。これはご本人にそのキャパがあったことと、ちゃんとした人のアドバイスを聞こうという意識があったからで、ビデオ打席の良さはそこにある。30分の模様はDVDに収録してお渡しした。今晩のビールは格別な味がするのではないでしょうか。

2010年7月4日日曜日

トランクロードのかぐや姫


 金曜日の夕方、前から縁があったふるさとキャラバンの公演を見に出かけた。この劇団はミュージカル仕立てで、社会事象を演ずるということで、全国的に知名度がある劇団で、実績も積み重ねてきた。ご縁は我々杉田有志の会が運営する「ジュニアエントリーゴルフトーナメント」の応援をしていただいたが、昨年の暮れに癌で亡くなられた清水治さんとその仲間の方々との出会いである。有志の会を代表して見せていただいた。
 今年の2月に会社の突然の倒産で、その歴史に終止符を打たなければなくなる危機に陥ったが、新しいパートナーを見つけて「新生ふるさときゃらばん」ということで、再出発の初演であった。会場には多くのファン、支援者が駆けつけて、見事な成功だったようだ。関係者の方々の尽力は並大抵ではなかったと思われるが、拍手を送りたい。
 素材は地方都市の商店街の復活劇という時代の話題であったが、よく練られていて感心した。機会があれば、多くの人が観てくれることを期待している。

2010年6月28日月曜日

純情(すなお)こそ進歩への道


 じめじめした日が続く杉田ゴルフ場、今日のお客様は能見台にお住まいのNさん。いわゆる隣組のお一人である。筆者のブログを観たということで、三週間ほど前にやってこられた。スイングを見させて頂くと、上体の動きが激しく、特に軸が大きく揺れる点に問題があり、これがコースでの乱れに直結するスイングであった。その時にバックスイングを取る際に大切なポイントを幾つかアドバイスさせていただいた。スタンス幅、右股関節を意識すること、前傾姿勢を崩さないトップの造り方等々だったと思うが、今日のスイングはかなりそのポイントが反映されたスイングに変貌していた。聞けば、夜、近くの氷取沢ゴルフ練習場で、練習されたそうで、成る程と理解した。
 星コーチからインパクトゾーンの体の動きを体得出来る練習方法を伝授されて、これをやって見られたが、飲み込みがよく、確かなインパクトの手ごたえを感じて、感動されていた。Nさんの連続写真の下に関東学院大学ゴルフ部の監督岡村先生の言葉を引用しておきましたが、ゴルフの練習は「正しいスイングを理解した上で、それを自分のものにするためにはどんな練習が必要かを知り、あとは地道な練習を繰り返すしかない。その動きを脳と筋肉に記憶させておくことである」とも先生は言っておられる。

2010年6月21日月曜日

見る・知る・素直に学ぶが進歩の原点


 杉田有志の会の第一回スイング講習会を行いました。有志の会をそもそも造ろうと言う動機がゴルファーズガーデンのスイング解析装置を使ったゴルフスイングの勉強会の開催にありました。四月に発足した有志の会も会則が制定され、ゴルフを通じた社会貢献を活動軸に置くことにしております。従って、スイングの改善、改革を志す方ならウエルカムの精神で受けております。
 そんなことで、今日は会員13名が101番打席に集合して、星師範の指導で、数分ずつのレッスンでしたが、素晴らしいコミュニケーションが図られた。
 考え方 X 熱意 X 能力 =人生の結果、仕事の結果 という公式があるそうだが、見て知って素直に学ぶと決めたら、一生懸命やる、それによって能力も自然に開発されてより大きな成功につながると説くそうだ。能力はゴールを決めて努力していけばそこまで伸びるものだそうで、そういうことなら努力のし甲斐がある。何事も考え方次第でどちらにも転ぶということだ。その時、大切なのは適切なガイドが要るということだが、それがインストラクターではないかと思っている。
 スイングに悩まれた方は是非、杉田ゴルフ場の二階101番打席においで下さい。土日限定ですが、こられた方は必ず、満足してお帰りになります。
 

2010年6月7日月曜日

身体を鍛える、その上でスイングを進化させる


 6月6日から関東学院大学中高の公開講座「健康スポーツ ゴルフ」が始まった。大学の公開講座のメンバーと異なることは年齢層がグーンと若返ったことだ。中には高校生や中、小学生の姿が多く目立つ。ジュニアエントリーゴルフトーナメントで優秀な成績を毎回収めてきた小山健太君も今年から関東学院大学の中等部へ入学して、杉田ゴルフ場でスクールに入校し、手島プロに指導を受けている。そんな健太君が受講生としてやってきた。
 この公開講座を指導されている岡村名誉教授は元々日本体育協会の役員を務められ、大学の教授として体育の指導とゴルフ部の監督を続けられている。多くのプロゴルファーが産まれ、その中のお二人が加藤淳プロと岩室プロであり、この公開講座の指導をされている。早速、健太君を見つけた岡村先生が健太君に開脚前傾をさせると、これが意外に固い。早速、先生がこのように見本を示され、ゴルフと言う競技は平らな場所でスイングが出来る機会はほとんどなく、従って下半身の粘りや強さが必要であること。スイングばかりに傾斜せず、体を造ること、特に土台となる下半身の強さと筋肉の柔らかさを造ることの重要性をお話になった。
 こうやって言われてみると現在行われているジュニア教室の指導の在り方も一考を要する状況であることに気がつく。

2010年6月1日火曜日

第11回柔道部OB会 木曽駒高原平山荘


 この週末、恒例の柔道部OB会に出かけた。曲がりなりにも幹事ということで、午前中関東学院大学の公開講座・スポーツ/ゴルフを終えて、学校で角田君(関東学院大学教授)をピックアップして車で一路木曽路へ。東名から富士川IC、西富士自動車道路を経て、甲府南から中央高速、伊那で降りて権兵衛トンネルを抜け、木曽駒高原にある平山荘に到着したのが4時半、土曜日なのに交通渋滞は皆無、2300円の旅でした。
 今回は8名全員が揃うということだが、二日間一緒にというわけには行かない。一人は結婚式、もう一人は町のボランティア活動の為、翌朝帰路に就いた。夕食は評判のちゃんこ料理辰乃家さん。木曽福島は相撲が盛んなところで、このお店もご主人が、地域の相撲育成に力を注いでおられるとか。筆者も小中学時代は相撲が強く、学校代表で色んな大会に出た記憶がある。平山君も学校は違ったが、選手だった。
 木曽駒高原は5月の新緑が誠に新鮮で、とても気持ちのいい風が吹いて、こころをなごませてくれる。幸いに土日は好天で、日曜日には宇佐美君とホールマッチで木曽駒高原宇山でゴルフをやり、ワンアップで勝利、ここのところゴルフの内容も大分良くなってきた。決定的なラウンド不足から少し、改善されてきたことが大きな要因だろう。ドライバーの飛距離も宇佐美君を上回った。
 この年になると、話題は「誰が一番最初に逝く」かと言う話になるが、通夜や葬儀の会場に故人を偲ぶ記録としてDVD仕様で写真を音楽入りスライドショウにして皆さんに配っている。だんだん良いものが出来て、皆んなに喜んでもらっている。そんなことから筆者が一番長生きでないとこの仕事が中断してしまう。

2010年5月31日月曜日

第4回杉田有志の会ゴルフ親睦会


 5月の不順な天候の合間を縫って晴天に恵まれた第四回大会。前回に引き続き太田さんの連続優勝となった。ダブルペリアと言いながら連覇は連覇、次は三連覇を目指すということになる。カメラマンを放棄すれば、勝負師に変身できるのだ!。
 有志の会も積極的には会員を求めてはおりませんが、会の趣旨に賛同していただけ、歩調を合わせてゴルフを愛する皆様のお役に立てればと思って活動していただける方ならウエルカムであり、受け入れて行きたい。会の目的は年に4回親睦ゴルフ大会の開催、ジュニアエントリーゴルフトーナメントの主催、ジュニアサマーキャンプの開催、ビデオレッスン会の開催による技術の習得、メンバーの持つ専門性を活かした勉強会が主なものです。
 お互いに活きることがこの会のテーマ、「徳は孤ならず、必ず隣あり」(論語)の理念です。

2010年5月16日日曜日

この週末の杉田ゴルフ場


 この週末、特に土曜日はひんやりとした空気がとても気持ちがよく、半そでで一日中過ごしたが、流石に夕方は寒かった。日曜日は幾分、気温は上昇したが、クールさは変わらない。絶好のゴルフシーズンの到来だ。
 この週末のトッピクスを幾つか拾うことにした。15日の土曜日二日目を迎えた関東学院大学の公開講座のゴルフの講座。総勢、80名ほどのエントリーがあるが、出席率はいいようだ。指導の岡村先生から全員で集合写真を撮ろうということで、新規に購入した「短焦点レンズ」を使って、NIKON D-40で撮影した。来週は学習状況を撮影し、アルバムを造って、皆さんに提供しようと考えている(特別価格で)。
 この教室に関東学院で教鞭をとる馬場先生のご夫婦がお子さんを連れてやってこられたゴルフ大好きのご夫婦で、卒業生の加藤プロ(読売ゴルフ倶楽部)と親交があり、いつも指導を受けておられる。まだ生まれて1年余りのお子さんを連れてこられて、長時間滞在されてお帰りになった。
 実は杉田ゴルフ場にはアイアンコースがあり、その傍らにバラの花が植えられており、今それが旬の時期に差し掛かっている。しかしながら、ほとんど誰の目にも触れられず散っていく運命にあることをコース関係者はどう思っておられるのか、そこを知りたいと思う。杉田の片隅にも「自然」が置き去られている気がする。季節になると杉田には素晴らしい木々が花を付ける。
 最後の花は祥子さん。並木にお住まいのOLだ。ビデオ打席の隣で、黙々と練習されていたが、なかなか当たらないので、声を掛けようかどうかと思って見ていたが、思い切って声を掛けることにした。なかなか素直で賢いお嬢さんで、飲み込みもよく最終的にこのようなスイングに仕上がった。一生懸命ゴルフを覚えたいということなので、102番打席を取って土日に来なさいと申し上げた。来週、本気かどうかが判る筈だ。

2010年5月15日土曜日

第12回難波茂夫メモリアルゴルフ会


 前夜の雨もすっかり上がり、さわやかな風が吹き抜ける都留市の都ゴルフ倶楽部。故人のゆかりの深いこのゴルフコースで今年も命日の5月12日、偲ぶ会が開催された。今や故人とは直接縁のない人たちも夫人桂子さんの縁で繋がるゴルフ好きの人たちで盛況である。しかし、高齢者が多く、会の参加者にも故人になられた方が少なからずおられることは残念だ。ご冥福をお祈りしたい。
 筆者は故人から様々な薫陶を受けた一人として参加し、お世話をさせていただいているが、何といっても夫人の桂子さんの魅力がこの回を存続、発展させている。ご主人も凄かったが、この人も凄いの一言だ。 最近、新たに事業を開始されたので、その方面でマーケティングをお手伝いしている。
 会は会を重ねるごとに知り合いが増えて、和気あいあいである。Single AgainもおられればPure Singleもおられるが、様々なキャラクター、人生をお持ちの方がおられて楽しませていただいている。今年も前夜から宿泊し、三人の女性と共に夜遅くまで食べ・飲み・語り合った。盟友森さんはすっかりこの会のメンバーに定着されたようだ。来年の再会を誓い、都留を後にした。

2010年5月9日日曜日

関東学院大学公開講座春季始まる!


 5月になり恒例の公開講座が始まった。関東学院大学の公開講座の超人気講座で、今年も抽選で9名の方が当選し、新たに加わることが出来たそうだ。指導は同学の名誉教授でゴルフ部の監督岡村先生他、保健体育の専門家の奥山、岡村先生が加わるほか、卒業生でゴルフ界で活躍する加藤淳プロと岩室智章プロが当たっておられる。総勢80人の受講生が一つの打席をシェアーしないと200打席ある杉田ゴルフ場でも対応できない人気だ。これから毎週土曜日10時から12時まで指導が行われるが、1日2,000円である。趣旨は健康・スポーツのくくりでゴルフを通じて体力、健康づくりということで、この趣旨に沿って運営されていく。それぞれが体力、年齢に応じて参加するというもので、女性や高齢者が多い。卒業生であることはない。年間22回に補講が11回ほど設けられている。
 今日は開会式の後、早速第一回の指導が行われ、受講生は待ちに待った再会を喜びあいながら、クラブを振っていた。この他、希望者にはアイアンコースを使った早朝ラウンドレッスンも組まれており、半日みっちり、しっかりとゴルフに打ち込める。それにしても大事なことは指導者の熱意だということで、岡村先生以下のスタッフの皆さんの指導姿勢にはいつも勉強させていただいている。

2010年5月7日金曜日

夏のジュニアキャンプに向けて準備中!


 今夏からジュニアを対象にしたサマーキャンプを行うことにしたが、その準備を進めるために開催予定地として考えている杉田ゴルフ場関連の施設を訪問した。結果的に宿泊関連には大きな問題はなく、課題はゴルフ場関連の施設と夏場に行うことの問題点と、コースの難易度に在ることが判明した。まだ、コスト関係の問題が残ってはいるが、先ずは円滑に考えているプログラムが可能かどうかということであるが、いろいろと工夫が必要であること、気象条件等の問題が新たに発生しないことなどが判った。その意味で、早めの現地視察は大正解であった。

2010年5月5日水曜日

ようやく初夏らしい暑さがやってきた


 このゴールデンウイーク、八景島あたりは潮干狩りが一番、二番は水族館、三番、四番がなくて、その次が杉田ゴルフ場だろう。毎年、この時期は同じ現象が繰り返される。人工海岸では潮干狩りが出来るとあって、早朝から車が長蛇の列を作っている。駐車場代だけで一家が楽しめ、お土産付きということから最もコストパフォーマンスが高いと好評のようだ。この時期、ゴルフを練習に来る人には道が混んで敬遠される。
 そんなことで、入場者も少なく、今日はゴルフ場の周りをカメラを持って散策してみた。漁から帰る船が定期的に運河を上ってくる。岸壁では沢山の太公望たち。今日はそれに加えて散歩をする若いカップル等が目立ち、今や日本は一億二千万人が休暇中である。
 実は杉田ゴルフ場のアイアンコースには多くの樹木があり、それが時期に来ると花を咲かせ、実を結ぶのだが、残念なことに自然を愛することよりもコース管理にウエイトが掛かり過ぎて、折角の情緒ある草木を伐採してしまうことがここのところ多くみられる。誠に残念なことであるが、人の都合でありこちらは黙って観ているほかはないようだ。200番打席の裏にあったむくげの木も、夏になると白い綺麗な花を咲かす木として筆者のお気に入りだったが、○坊主にされて、昨年から花が咲かない。
 そんあことを思いながら、施設の周りを回ってみた。

2010年4月24日土曜日

親に、先生に感謝を忘れるな!


 久しぶりに晴れた24日(土)、風は冷たく午前中は寒さを覚えたが、そんな中、山口ジュニア教室のビデオレッスンが行われた。スイング解析装置を使いながら、スイングを指導するプログラムである。
 ビデオ解析装置を使ったレッスンは正しいスイングを身につける手段としては一番だろう。自分のスイングは自分では判らないもので、こうやって画像、映像で直ちに確認しながらスイングを矯正する効果は、このジュニア教室の子供でさえもほんの15分程度の指導の間に明確に現れる。それがプロの仕事と言えばそれまでだが、こういう練習方法を知らない人の多さが問題だろう。上達するには良いスイングを沢山見ること、そのスイングと自分のスイングを比較してみることだ。そして、その違いの元を知ることから始まる。
 さて、本題から外れたが、ここでゴルフの練習を出来る子供たちは恵まれた家庭環境にある子供たちだと言えるだろう。そして少なくとも動機は子供自身がゴルフに興味を持ったということだと、父兄の皆さんから聴いている。従って、子供たちは一生懸命に学ぶ必要がある。しかも忘れてはいけないことは親に対する「感謝」、そして指導をしてくれる先生に対する「感謝」である。
 今夏、第1回サマージュニア・キャンプを計画しているが、礼儀や感謝と言ったモノを機会を捉えて教えて行きたいと考えています。

2010年4月17日土曜日

悩んだら自分で悩まず、プロの指導を仰ぐ謙虚さを


 今日は4月の中旬である。昨日から関東近辺では「雪」の便りが驚きをもって報じられている。今朝、ゴルフに出かけた方も沢山おられる筈だ。ところが、ゴルフ場へ着くころには雪に変わって、やむなく帰ってきた方々もおられたようだ。有志の会の会員の上村さんもその一人だ。
 ところが昼ごろには雲が切れ、青空が現れ、午後には晴天に変わった。アイアンコースは桜は若葉に変わってしまったが、それでも春の花があちこちに旬を迎えている。下の写真はその一例だ。花梨、紫モクレン、つつじ等々が可憐な花を付けている。時により、このコースの管理はプレー優先で、自然や木々、植物優先ではなく、ドンドンと切ってしまうようだ。先日もコース管理の石川さんにやんわりと「あんまり切らないでネ」とお願いしておいた。
 今日のビデオ打席のお客様は福田さん、我が盟友の福ちゃんではない。70歳と仰ったが、月に2回のコース、2回の杉田通いということで、ゴルフを大変エンジョイされている方である。お悩みは、ボールに勢いがなく飛距離が不満ということで、スイングのキレが欲しいと言うことであった。御覧のように、特別問題となる欠点もなく、スムーズにスイングされている(これは修正後であるが)。先ず、アイアンはボールの置く位置が左過ぎること、それに伴ってグリップエンドが体の中心を指していること。この二点を直して打っていただくと、球筋、打感が全く変わった。掴まりがよく弾道が鋭く、飛距離も出る。これでターフを取って打ち抜いていくというアイアンの軌道が完成した。ドライバーは下半身の使い過ぎとフォロースルーにおける右腕と左腕のたたみ方をアドバイスした。インパクト後に左足に重心をしっかり移動させ右足で左足を支えるフィニッシュが出来れば、飛距離も伸びるはずだ。そしてもう一つはドライバーのシャフト硬度。Sはtoo Muchだ。
 最後に「またゴルフが面白くなった」と嬉しい一言を頂いた。

2010年4月11日日曜日

花梨(カリン)の花をご存じだろうか?


 今日、日曜日は昨日に続いて実におだやかな日で、もうほとんど長袖は必要ない季節になったことを感じさせてくれた。カメラを片手にアイアンコースを散策、ちょうど咲き始めた花梨の花を発見、夢中になってシャッターを切った。正直言って筆者も見るのは初めて。秋になると黄色い大きな実を付けて、晩秋を感じさせてくれるのだが、これだけの数の花を付けると、あまりたくさんの花をつけさせても問題だと思う次第だ。実を付けた時に間引きして数を減らしてやらないと実が大きくならないだろう。それをやれば秋には大きな黄色い実となって季節を楽しませてくれるだろう。
 場内の桜はピークが終わり、一番遅い桜の木でも、今日で終わりだだろうと感じさせる。コース管理の石川さんに、木を切らないようにお願いしておいた。管理だけ考えれば、木は少ないほうが良いのは分かるが、来場されるゴルファーにとって、このコースの四季折々の花々は得難い風景だろう。これもこの施設の付加価値であると考えるのが感性豊かな経営ということではないだろうか。

寒川ファンがまた一人増えた


 今日は寒川でハウスニュームラの「自然流健康住宅セミナー」が行われるということで、杉田のビデオ打席をお休みにして、会員の森さんと一緒に出かけた。久しぶりのおだやかな気候で、ドライブするのも楽しい。
 途中の道も混まず、約1時間ほどで能見台から到着した。森さんとニュウムラの社長は同じ新潟県人ということで、引き合うものがあるらしい。お互いの再会を喜んでもらえた。
 住宅セミナーは今年から始めたもので、下請けから元請け工務店への本格的な進出活動の一環として始めたものだ。4月で4回目を迎えたが、現場にもようやくその意味が浸透してきたようだ。まだまだ、ベテランの工務店のようには行かないが、等身大で進めている。それを筆者がアドバイスさせていただいているということなのだが、これを今年の重要活動項目に位置付けている。
 歩いて100mの至近距離にある寒川神社を訪れた。土曜日とあってお参りする人たちが多く、特に初めての子供を授かった若い夫婦やそれに付き添う老夫婦連れが目立った。おだやか春の日に、子の幸せな将来を祈る姿を見て30数年前を思い出した。

2010年4月5日月曜日

明日ありと思う心の仇桜、夜半に・・・・


 今年の春は天候が不順で、よし桜を見に行ってやろう、撮影しに行ってやろうという気が起きない。これだけ寒いとよほどのモノ好きでもないかぎり・・・というところだ。土日の仕事場、杉田ゴルフ場もご多分にもれず入場者も少なく、活気に乏しい。球心も刺激されないだろう。
 さて、アイアンコースには桜の花(ソメイヨシノ)が咲き始めて、今や満開だが、なんとなく寒々としているのは我がこころばかりかと首をかしげるこの頃。それでもとカメラを持ってコースに撮影に出向くと、そこにコース管理の石川さんが居て、しばらく立ち話に花が咲く。ゴルフ好きなだけに色々とアイディアを披露してくれる。楽しい会話を楽しんで、打席に戻ると輝クンがやってきた。ここ数カ月見ない間に少し大きくなったようだ。お祖父さんの三好さんは目の中に入れても痛くないほどのかわいがりようである。少しアドバイスを差し上げてDVDにその模様を収録、その後中田さんが来て、これもアドバイスとDVDを撮らせていただいた。そうこうして昼前には森さんが来て、一緒に食事、そこへ星さんも加わって、夏のジュニアのイベントの意見交換会が始まった。ほどなく片山夫妻が赤ちゃんを連れてやってきた。久しぶりに赤ちゃんを抱いたが、遥か記憶の外にある出来事は初物も同然で、様にならない。片山夫妻には有志の会の会員申し込みを頂いた。募集は銀行口座が出来てから本格化する予定だ。
 何事も急ぐわけではないが、タイミング、ころ合いと言うモノがある。それを失することが多いだけに、自分自身は「拙速が第一」と考えている。

2010年3月28日日曜日

本を忘れず、末を乱さず


 今日28日、「杉田有志の会」の幹事会を開催し、事業計画や新しく起案した「会則」の確認作業と役割り部単、事業計画を確認した。4月1日より、会則に基づき、会を運営することになった。この会のミッションはその目的にも明記されているように;
  1.ゴルフを通じて子供たちに規則やルールを遵守することの大切さを教え、健全な心身の成長を促す。
  2.個々が永年培ってきた社会経験や専門性を背景にボランティア精神を以て参加、貢献する。
  3.会の活動を通じて会員相互の親睦並びに自己研さんを図る。

であり、定期事業として;
  1.杉田ジュニア・エントリー・ゴルフトーナメントの企画・運営
  2.杉田ジュニア・サマーゴルフキャンプの企画・運営
  3.各種セミナー・講習会の企画・運営
  4.その他本会の目的に準じた各種事業
  5.親睦ゴルフ大会の開催(4回)
を決定した。
 大切なことはこの志の遵守である。志とは十人の人が一つになって心を合わせると書く。ゴールに至る道は五万とあるが、如何に、どうやってそのゴールに至ったかが重要であり、価値がある。まさに王道を行くこと、そのことが達成感に繋がるものと信じる。
 4月一杯で、第一次の会員の入会申し込みを締め切って、第一次の会員名簿を作成します。入会金は1,000円年会費も1,000円です。入会者には杉田ゴルフ場の二階101番打席で、会の主催するスイング講習会へ無料で参加できます。

本を忘れず、末を乱さず


 今日、28日「杉田有志の会」の幹事会を開催し、新たに設定した会則を確認した。杉田ゴルフ場からは鎗田さんが出席し、相互の意思の確認も同時に行った。当会の目的は二つあり、
  1.ゴルフを通じて子供たちに社会のルールやマナーを教え、健やかな心身の成長を促すモチベーション活動を行う。
  2.その為に会員個々が永年培ってきたそれぞれの専門性をボランティア精神で発揮し、会員活動に参加貢献する。
 とし、その事業として下記の5事業を明記した。
  1.杉田ジュニア・エントリー・ゴルフトーナメントの企画・運営
  2.杉田ジュニア・サマー・ゴルフキャンプの企画・運営
  3.各種セミナー・講習会等の企画・運営 
  4.その他本会の目的に準じた各種事業
  5.親睦ゴルフ大会の開催
 このように会員は会の活動を通じて社会貢献と相互の親睦並びに自己研さんを図ろうということであり、これがこの会の志である。蛇足ながら志とは十の人が一つになって心を合わせると書くわけで、この構図をキープするにはそれぞれが主体性を以て、活動に参加することが大切で、それがチームワークに繋がると認識しなくてはならない。何事も結果が全てではない、如何にその結果に至ったか、そのプロセスにこそ意味(人生)があるのではないだろうか。  

2010年3月27日土曜日

そろそろ恵比寿にも桜が咲きそうだ


 昨夜はZAGG JAPANのミーティングがあり、恵比寿に出掛けた。米国本社からグレッグさんが来ているといういうことで、全員の招集となった。このJAPANはインビジブルシールド(代表的な製品名)を輸入して国内のマーケットに販売するために造られた会社で、いわばソールエージェントという機能を担う会社である。ほぼ1年ぐらいかけて準備をしてきたが、ここのところ大手の携帯電話企業とのタイアップも具体化し、ビジネスの形が出来つつある。家電量販店の携帯電話アクセサリーコーナーへ行ってみると色々なアクセサリーが出ていることに驚かれるだろうが、我々の製品は表面保護を行うシールドで表面には個性的なデザインが処理されている。写真は筆者の携帯にクリムトの名画「接吻」を処理したものだが、これは手作業で行うことになる。比較的楽で種類も豊富なのが、最近のトレンドであるIPOD,IPHONEタイプ用である。これは処理も楽だが、見栄えもよい。間違いなく今後の主流になって行くことが予想される。
 このシールドは表面保護が目的であるが、一つのファッションとして個性的な持ち物へと変身させる目的もあることから、ファッションリーダーとして消費者のハートを捉えることがポイントだろう。

もうそろそろ桜が咲きそうだ

2010年3月20日土曜日

第三回杉田有志の会親睦ゴルフ



 昨年暮れに荒天のため中止した「第三回」のやり直し親睦ゴルフが行われた。ようやく膝と腰の病が癒えて、三年半ぶりの復帰戦となった星師範には特別な一日になったようだ。
 以外に天候の回復が遅く、スタート前まで小雨がぱらつく小寒い天気で、昨夜沢山の雨が降ったらしく、フェアーウエイは雨が芝の上を流れた跡がくっきりと残り、コンディション的には良くなかったが、風が無く寒さが抑えられたのが良かった。計画するやたちまち三組のメンバーが決まり、次回はもう二組ほど増やす必要が出てきた。会の会則を本格的につくり、「ぶれない」運営を心掛けることを幹部で話し合っている。4月1日から正式に発足しますので、時期が来たら皆様にお知らせいたします。
 ゴルフの方は全員、不満足な結果に終わったようだが、何はともあれ参加していただいた方々から「楽しかった」「是非次も」などと言われるのが一番うれしい。筆者にはおやじのDNAが受け継がれているようで、人さまのお世話をするのが、天命のようです。ちなみに優勝はカメラを回さなかった筆者でした。
 ホールアウト後出掛けたのが牛久にあるホルモン焼「玉屋」で表彰式とパーティー(と言える雰囲気ではない)を行った。この店には二つの天下一品がある。目立たないこと天下一品と味の天下一品だ。ちょっとうるさいゴルファーなら結構有名だそうだ。従って、予約なしでは入店は無理だそうだ。当会は幹事の大塚、長嶋の両氏が懇意にしているので、午後の3時半からでもOKだ。
 帰る頃には体中ホルモンと焼肉の油まみれになるが、本望の心地である。

2010年3月16日火曜日

早すぎた別れ


 3月12日(金)石渡和子さんが亡くなった。59歳という若さだった。あまりにも突然の訃報で、全く現実感が無かった。杉田に連絡があったそうだが、経緯については誰も知らない。帰宅してから携帯電話に電話するとお嬢さんが電話口に出てこられて、本当だということが判った。
 彼女との出会いは溝垣教室の生徒さんということで、始まった。数回は一緒にゴルフに出掛けたことはあったが、もっぱら一人で打席で練習しているのを見ると、通りがかりにアドバイスを差し上げた。杉田にも一緒にゴルフに行く仲間が何人かおられたようだが、付き合いは広範囲ではなかったようだった。家族の話などは全くされなかったので、何か事情があるのだろうと思っていたが、・・・・
 ゴルフに関しても淡白な人で、人生も少し淡白すぎたのではないかと残念でしかたがない。この若さで、急に病院で亡くなるなんてことは今の世には少ないだけに、女性の59歳はあまりにも早く閉じ過ぎだ。ようやくコブシの花やモクレンの花が咲き、桜の開花も間近に迫ったこの時期に。何とも残念だ。My Sorry for You!

スイングプレーンでスイングを捉える


 今日日曜日は日差しもあり、絶好のゴルフ日和。折からゴルフファイブの試打会が行われて、普段来ないゴルファーが沢山押しかけて、大賑わいだ。ようやく球春来るというところか。
 さて、先日ビデオ打席へ来られた中田さんが田端プロと一緒にやってこられた。プロの要望は後ろからスイングを見たいということで、スイングプレーンを診たいということだった。素晴らしいスイングが出来あがってきた中田さん、だがプロの目はスイングプレーンを修正する必要性を診たようだ。
 ご覧のように当社のスイング分析装置を使いながら、アドレス時のシャフトが作るボールを支点とした角度とテークバックからトップまでのシャフトの軌道がそのラインと並行を保ち、なお且つダウンスイングでのシャフト軌道も、最初のラインと並行の関係で下りてきてアドレス時の形に戻る、この動きを何度もチェックしていった。中田さんのスイングはバックスイングが軌道から外れるが、トップで調整され、ダウンスイングはライン内に収まるというスイングであったが、これだと無駄な動きが、コンスタントなスイングプレーンづくりに邪魔になるということで、往きも返りも同じラインをなぞるように調整していった。成果は上々、中田さんも納得したレッスンだった。レッスンの実際を再現するわけには行かないので、関心のある方は是非101番打席で、このレッスンを受けられたらいい。杉田でNO.1の理論派である田端プロの熱血レッスンを受けられたい。

2010年3月6日土曜日

久しぶりに本格的なトップを造れる女性を見た


 冷たい雨が降り注ぐ3月6日。明日はこの雨が雪になるかも知れないという。家の前の西公園のコブシの木が白い花をつけ始めた。もう春は待ったなしというところだ。
 そんな中、Sさんが自分のスイングを見たいと言ってやってこられた。杉田で時々お姿は拝見していたが、教室のお客様ではなく、プロに来てもらって個人レッスンを受けておられるという。プロに言われることを実際に自分の目で確かめたいということだ。拝見させていただくとバックスイングはからトップの形は男性顔負けの形が出来ているが、ダウンスイングから先に問題を見た。ダウンスイングで右肩が落ちてアッパー気味のスイングになること、目線がボールから外れる為、打点が安定しないので、今一つクラブから快音が聞けないし、打球にも鋭さがない。そんなことから修正したのがこのスイング。右肩を前に出さずにひじを伸ばし正面でスイングするイメージを持ってもらった。打ちに行くのではなくスイングすることに意識を多く持たせてクラブとスイング軌道でボールを拾っていくイメージでやってもらった。
 まだ、もう一皮剥けなければ駄目だが、30分程度でここまでできることはすごいことだ。自分のスイングを自分で見て問題点や課題を確認できたと喜んでいただいた。

2010年2月28日日曜日

学びの姿勢が結果をもたらす


 ゴルフレッスンを沢山見させていただいているが、その時には直っても、次に来たときには全く変わってなくて、また同じことを繰り返す人が多いというのが実感である。そのくらい違うものを自分のものにすることが難しいということなのだろうが、この0さんはちょっと違っている。一年半前のスイングと比較してみると、その改善ぶりが明確に判る。打席で練習されているときに見させていただいていたが、その時、ダウンスイングが時々外から入ることがあり、その時にはスライス系のボールを打っておられたが、インサイドからきちっと降りた時には、素晴らしい球を打っておられた。本人は気が付いておられたかどうかは定かではないが、これからそのポイントを注意されて練習されるといいと思う。
 この1年半の間のスイングを比較すると、上体の前傾角が崩れて、反り気味だったトップがきっちりと右膝で押さえられて、左肩から左足のつま先まで一直線に並んで、理想的なトップが出来ている。たれ気味だったクラブがきちっと水平を保ち、素晴らしい上体の捻転が出来ている。インパクトゾーン以降はもともと上手い人なので、後はインサイドからクラブを立てておろしてくる意識が生まれると、インパクトゾーンで更にヘッドが走り、飛距離が出るだろう。同時に球筋も変わってくると思う。今日の注目のお一人だった。頑張ってください。

2010年2月26日金曜日

市を上げてのホスピタリティーに地方都市の活力を見た


 年に四回ある高校柔道部の同期会、資格者は10名だが1名行方不明、1名出席拒否というところで、大抵8名か7名になる。会場は愛知県の知多郡内海町。伊勢湾に突き出た知多半島の先端、伊勢湾に面した昔、遠浅のきれいな海水浴場だったところだ。今から、50年ほど前少年赤十字隊のサマーキャンプで訪れたことのある思い出の地であり、大変楽しみにしていたが、記憶の軌跡は全くつながらなかった。
 翌朝、魚市場を訪れて後、常滑市に入り、市営の競艇を見学することになった。津島市の教育長宇佐美君の同窓で、常滑市の教育長の計らいであった。地方の公営ギャンブルも苦戦する中、ここ常滑はどうかなと思って訪れたが、なかなかどうして、ホスピタリティーあふれた対応がなされていて、大変気持ちよい。もっとも比較するものを持たないので、比較論は初めから無理で、自分のイメージと比べての話なので、これは重くはない。貴賓室に入れてもらって、昼食代、お土産を貰った分は少しお返ししなければと思って、三連単を5レースほど買ってみたが全敗、ほろ苦いデビュー戦となった。
 ギャンブルと言うとイメージが悪いが、運営に関してはそのイメージを払しょくするさまざまな対策が行われて進化してきているようだ。乗るボートは抽選で同じ規格のモノが選手に渡され、それを調整して使うということが判り、なるほどと感心した次第である。このように馬にもボートにも全くの縁のない連中の初参戦であった。感心したのは黒字経営だということ、そのことが入場者に感じられたことだ。これは地方自治体が経営する公営ギャンプル故の事かも知れない。

何事も本人が楽しまなければ続かない


 今日はゴルファーズガーデンの活動を皆様にご案内したい。2001年の創立でそれ以来、杉田ゴルフ場にお世話になっている。列記とした株式会社で資本金も15,500千円である。今では自然建材、健康住設機器を工務店、リフォーム会社にお届けする商社機能が加わり、収益的には圧倒的に依存度が高いが、そもそものルーツはゴルフレッスンをインターネットで送受信するビジネスモデルを実践するために造られた会社である。従って、社名は株式会社エコローグと変わっても、ゴルフ関連事業は「ゴルファーズガーデン」の商号で継続している。ルーツがゴルフだから継続している訳ではなく、ゴルフが好きだから、お客様の喜ぶ顔が好きだから続けていると言ったところだろうか。
 土日の101番打席での仕事のほか、ゴルフスクールのビデオレッスンの模様をDVDに収めさせていただき、固定したお客様が利用していただいている。画像・映像というデヴァイスをあまり評価しようとしないのはゴルファーばかりでなく、プロの中にも程度の差はあれ、見かけられる。目の前に川があるともうそれを渡ろうとしない人が多いが、川の向こうには今まで見たことのないモノがあるということを知らないで、何かを終えるとしたら何とさびしいことではないだろうか。
 レッスンの画像やDVD制作のほかに、さまざまなゴルフ会やゴルフコンペの記録を映像画像に納めさせていただく仕事を請け負っております。本格的な営業は人的能力に限界がありますので、行ってはおりませんが、人づてに依頼されるケースが多く、多忙です。作業はコストを無視してお客様に喜んでいただけるかどうかという観点で行っていますので、コストパフォーマンスは「?」ですね。しかし、それに勝る利益、すなわち、「人との出会い」という利益が産まれので、その方がうれしいですね。仕事だったら出来ないことが続けられるのは好きだから楽しいからではないでしょうか。

2010年2月25日木曜日

本格的に改造に着手


 熱心な内田教室の生徒の一人、亀井さんのスイング改造が始まった。大変しなやかな体をされている方で、今でも十分だが、ここまで一生懸命やられていると本格的なスイング改造に進んだ方がいいのではないかという判断を担当の内田先生がされたようだ。筆者も大賛成である。従来、バックスイングで右サイドが伸び上がり、グリップ位置も頭の後ろまで来て、両肘が曲がるので、典型的なオーバースイング、従ってダウンスイングでは右肩が下がり、上下動の激しいスイングになっていた。さらに重心が右に残って、そっくり返るスイングになっていたが、今回は先ず、バックスイングを変えて右足にウエイトが乗り、右サイドに逆くの字型のポケットが出来るようにし、オーバースイングを抑えるようにしようということで、従来のスタンスより広めに取り右ひざで抑えてテークバックを開始し、グリップ位置を右耳の横あたりで止め、両肘が曲がらないようにした。従来よりもゆっくりしたテークバックが必要で、反動を使うことを抑えるようにした。その結果が、この写真であって、初期段階の関門は見事にクリアーされた。
 次はダウンスイングの軌道が従来のままなので、これを修正したい。どうしても下から打たないとボールが飛ばない、上がらないと思いがちであるが、クラブには「ロフト」という角度があり、ドライバーの場合は何せボールがティーアップしてある。スイングをすればクラブの最下点から上昇に移る場所にボールが置いてあるわけで、ボールを上げようと意識しなくても自然と上がるのだ。
 それよりもなによりもいいのは亀井さんが「素直」に臨まれていることだ。この姿勢が学びには必要だ。大いに応援していきたい。

2010年2月19日金曜日

YESパターフィッティングシステムの導入


 300ヤードのビッグドライブも30cmのショートパットも1打は1打。そんな苦い思いを持っておられるゴルファーは沢山おられる筈だ。そこで、パターのメーカーとして豊富な経験を持つM.I.T.インクから使用しているパターをベストフィーリングにする調整システムが紹介された。グリップエンドを抜き、シャフトの中にウエイトを装てんしてベストフィーリングを出すシステムで、実際にボールを打ち、専門のインストラクターによってコンサルティングされながら最適なものを造って行くという方法である。
 このシステムを杉田ゴルフ場の練習グリーンを使って、今春から来場客の皆さんにご紹介していこうと考えている。当ゴルファーズガーデンの専用打席101番の打席からすぐに対応できる体制を取らせていただくようお願いをしていますので、おっつけご案内できると思います。価格等詳細は決定しておりませんが、数千円のレベルに抑えたいと思っております。

2010年2月5日金曜日

明るさが周りを照らす


 日曜日にご夫婦で酒井教室に来られるFさん。奥様ともども明るくさっぱりしたいいご夫婦だ。特にご主人、いつも笑顔を絶やさず、前向きにレッスンに臨まれている。ご覧のようにがっしりした体躯で強靭な筋力がある方で、ゴルフクラブもマニアックなシャフトを使われている。
 このFさんの今のスイングを4年半前のそれと比較してみた。明らかに無駄な動きがとれて、スイングがキレてきている。上半身の回転がキレて、左サイドへウエイトが乗り、I字型のフィニッシュがきちっと取れている。写真ではよく見えないが、当初あった左足かかとの浮きや緩みが抑えられてきているのだろう。下半身をアドレスのままに置いておいて、上半身をしっかりレベルに捻転して、パワーをクラブヘッドに伝えられるようになっている。これが、この間の進歩だろう。
 こうやって、自身のスイングの変遷を見てみるのも大きな勉強になるはずで、何でもそうであろうが、現状認識を素直に行い、素直にその対策を施していく。その過程で、こうやってビジュアルに現実を見ることが習慣的に行われれば、さらに効果的だろう。その意味でFさんご夫婦のアプローチを参考にされたい。

2010年2月3日水曜日

第三回杉田有志の会親睦ゴルフ会開催決定!


昨年12月に雨天延期となっていた親睦ゴルフ大会を3月に行うことになりました。まれにみる大雨で、前日から天気予報を見て中止の案内を出さざるを得ない状況でしたが、夕方には晴れ、戸部の「いろは」で忘年会だけ盛大に行うことができました。
 今回のやり直し大会は3月19日ということで、まだ少し桜には早いかも知れませんが、春の樹花が花をつけてめっきりと春めいてくる時期と思われます。すでに、12名の参加者が決定しましたので、参加希望者がおられても受け付けは不可です。お許しください。次回は梅雨に入る前に行いたいと思っておりますが、人数は少し増やしたいと考えております。

お宝 Somethings Never Change


 この写真は1953年全米オープンでプレー中のベン・ホーガンを写したもので、ベン・ホーガンに魅せられて数々の名シーンを撮影し絶賛を浴びたプロ写真家の手によるものである。この写真は筆者がベン・ホーガン氏からサインを付けてもらったもので、画面の下にサインの跡が残っている。いただいたのは1985年前後だったと記憶しているが、かなり記憶が薄れている。ベン・ホーガンのスイングを代表する素晴らしい写真と思い、大事に額に入れている。ホーガンさんとのお付き合いはビジネス上のモノであるが、彼の名前を刻んだクラブの販路はゴルフ場のPGA公認プロゴルファーによりプロショップで販売されていたので、プロ(日本で言えばゴルフ専門店の店主)を非常に大切にしてきた。それと同時に、プロもホーガン氏は神様のような存在感があり、カリスマ性が高かった。故に、そのモノづくりの高品質と革新性、それと製品に脈打つ哲学故に、彼の存命中、PGAツアーではトップブランドとなり、多くの有名選手が使っていた。数年前に大活躍したマーク・オメーラなどはホーガン氏のお気に入りのプロだった。
 筆者はいまだにベン・ホーガンのApexアイアンを使用しているが、これは一生続けるつもりだ。スペシャルサンドウエッジなどは35年以上、同じものを使っているが、ウエイトを落とすためにドリルで裏から穴を開けているが、フェース面が減ってきて、穴が開いてきた。モノには命があると思っており、ゴルファーはその命を貰って、プレーしていると思っている。まさにベン・ホーガンのアイアンは自分の人生の中で、唯一こだわって使っているお宝である。

練習をするということは信念を付けることである


 ことをなす根本の力は信念であるといわれる。おおよそ9年間も毎週日曜日朝7時半からのゴルフレッスンに通って技を磨くことを続ける信念とはゴルフスイングというものに磨きを掛けてスイングの乱れや失敗をなくすためであり、大丈夫という信念をつけ、それをさらに練り上げて揺るぎのないもの、絶対的な信念にまで高めることである。よくスポーツ選手の成果を「自信に裏打ちされた・・・」という言葉で表現するが、裏と言う意味は実は練習を積み重ねるという意味なのだ。
 今日のお客様上村さんは当社の最初の最初のお客様であり、お付き合いは9年も続いている。この9年間の成果は大変大きなものだろう。この写真の二年間を比較しても完成度があがっていることが見て取れる。個性は残っているが、無駄なものがそぎ落とされて、スイングの流れが実にいい。ご自身は謙遜されているが、このスイングは実が入ったいいスイングです。これを見て、自信を持っていただきたい。